2020年11月26日

M42ヘルメット再塗装。

M42ヘルメット再塗装。
今週末の『FUBAR2020』に向けて、レプリカM42ヘルメットをお色直ししたので、簡単に紹介します。

写真は塗装前。ヤフオクで入手したメーカー不明のM42ヘルメットのレプリカです。
簡略化された内装で、スカートの立ち上がり部分がシャープさに欠けますが、全体的な印象は悪くないかなと。
はがしてありますが、元はSSのシングルデカール、色はオリーブドラブっぽかったですね。

M42ヘルメット再塗装。
表面を軽く脱脂してから、スプレーカラーで塗装しました。

この塗料は、西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされたRAL6006フィールドグレイで、商品名は「フィールドグレイ」となってますが、実際は俗に「ブラックグリーン」と呼ばれていたフェルトグラウドゥンケル(ダークフィールドグレー)、すなわち後期ヘルメットの塗装色そのものみたいですね。
写真は光の加減で青っぽく写っていますが、実際は暗緑色と言った感じです。
以前はこの色がなくて、模型用の「NATOブラック」などで代用したものでした。

M42ヘルメット再塗装。
丸1日ほど乾燥させてから、陸軍のデカール(片面のみ)をマークセッターで貼り、つや消しクリアーで仕上げました。
デカールのシワ取りに夢中になってたら、ちょっと位置がずれたり、つや消しクリアーで白っぽくなったりの失敗もありしたが、「軍用」なので細かいことは気にしない(笑)。

最後に偽装網を装着して、陸軍M42ヘルムの完成です。




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Posted by ハント at 18:05│Comments(2)ドイツ軍装備
この記事へのコメント
先輩こんにちは。私は模型を経由せずにこの趣味に入ったので、マークセッターや艶消しクリアーの知識は非常に参考になります。メタルプライマーの存在も趣味を始めたばかりのころに、揖保川さんに教えてもらうまで知りませんでした。
私なりの結論ですが、アップルグリーンは塗料のブレや経年変化に因るものかもしれない、ブラックグレー?もフィールドグレーの振り幅の範疇かもしれないと愚考し、手持ちのヘルをダブルデカールにする際も、新たに42ヘルを入手した際も、こちらでご紹介のフィールドグレーで塗装しようかと思います。
次の悩みは今の塗装のNATOブラックをどうやって剥離するか、そのまま上塗りするかですが、それはまたお会いした際にでも。飯盒とストラップは拝見楽しみにしております。
Posted by コヴァルスキー at 2021年03月15日 12:54
コヴァルスキーさん、こんにちは。

塗装色のブレや経年変化のお考え、自分も全く同意です。
当時の工業最先進国アメリカでさえ、同じOD色にかなり幅があるみたいですから、メーカーごとにヘルメットの形状が違うドイツならば至極当然と思います。

再塗装についてですが、自分は面倒くさがりやなので、そのまま上塗りしています。
どなたかが「軍隊は剥離などせず重ね塗りが普通」とおっしゃってもいました。
ただし、塗装前に、脱脂のため中性洗剤で洗ったり、アルコールで拭いたたりはしています。
Posted by ハントハント at 2021年03月15日 15:38
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