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2023年11月23日

『HGG17』参加レポート。


すでに半年ほど経過してしまいましたが、今年5月に開催されたWW2リエナクトメント・イベント『HGG17』の参加レポートを、写真に簡単なキャプションを添えてお送りします。
イベントの詳細については【HGG17公式サイト】をご覧ください。

写真は状況開始前のドイツ軍。空軍の熱帯装備がとっても新鮮ですね!
自分は今回、陸軍の作業服姿で後方支援(糧食手伝い、カメラマン等)として参加しました。


対する米軍。
今回各方面からのご協力・ご尽力で、米軍参加者がとても多かったです。
ありがとうございます!


リュックサックを背負うドイツ兵。
被服だけでなくヘルメットの塗装色も熱帯仕様にされています。
迷彩塗装を施している兵士もちらほらといますね。


糧食担当アイヒャーさんの力作!ドイツ軍携行糧食。
内容はクネッケンブロート、魚の缶詰、フルーツバー、キャラメル、そしてタバコ。
ドイツ軍らしく几帳面に並べてから、支給しました。


ドイツ軍の機関銃陣地。
機銃班に指示を与える副分隊長。
前方には鉄条網(実際はPPロープ)でできた障害があります。


後方の中隊本部テントと本部要員。
今回のドイツ軍は小隊長と一個分隊、そして2名の中隊本部と人数は少なかったですが、奥行きを深くとった配置になっており、人数以上の「厚み」を感じました。


初日の昼食はジャガイモと玉ねぎのスープ、ベーコン添え。
フィールドオーナーが丹精込めて作ってくださいました。
前線からたくさんの飯盒をぶら下げた兵士が2名ほどやって来たので、その飯盒に1人前ずつ取り分けて運搬してもらいました。
ベーコンの塊は陣地構築で疲れた兵士達に喜ばれたようです。


オーパーツだらけですが、我が中隊糧食班の厨房。
夕食にザワークラウト入りコンソメスープを作り、前線に運びました。


夜明けのコーヒー。
2日目午前3時に起床、ドイツ軍式に煮出したコーヒーを分隊から供出させた0.8ℓ水筒2個満杯に入れて、暗闇の中前線に運びました。


薄暮の中、敵を待ち構える機銃班(プロパガンダ写真感が・・・w)。
この後、敵の攻撃が始まり奮戦するも敵バズーカ砲の直撃を受けあえなく全滅。
ただこの奮戦のおかげもあってか本隊は持ちこたえ、作戦通り無事撤退を完了したようです。


状況終了後のAARに参加するドイツ軍側参加者。
手前中央は分隊長。


状況終了後の昼食は、フィールドオーナーが腕を振るった美味しいガパオライス。


小隊長を囲んでの記念撮影。
お疲れ様でした!  


2022年09月09日

HGG16『THE D-Dayー1』参加レポート【状況編その4】

続きです。


村落南側の斜面で行動中の小隊長ハントノフと小隊付き伝令ジヘル。


中央小隊長、左翼第1分隊、右翼第2分隊でジリジリと前進しました。


第2分隊を率いるグルッペンフューラー・ハラシヴィリ。

ハラシヴィリさんには今回のイベントで、企画、ドイツ軍側レギュレーション作成、ジョージア人義勇兵の考証と指導、義勇兵徽章の製作と頒布、と大活躍していただきました。


斜面を登りきったあたりで敵の前哨を目視で確認。
敵前哨もこちらを確認したようで、そそくさと退散していきました。
すかさず敵前哨の線まで小隊を前進させて、第1分隊長ラパエフを呼び手短に攻撃の打ち合わせ。

「3分間の支援射撃の最中に、機銃班を率いて、小隊の突撃を援護できる射撃位置に着けるか?」と聞くと、
「3分あれば十分です」と即答する頼もしいラパエフ。

無線で中隊本部に突撃支援射撃を要請。
「AAヒトマルイチ 支援射撃要請 速やか」(←適当)


迫撃砲による3分間の突撃支援射撃、その最終着弾を確認して即、ホイッスルの長音1回。
第1分隊の機関銃による援護を受けて小隊突撃。
「マルシュ!マルシュ!」(前進!前進!)


敵陣地に向け突進する勇敢なゲオルギエン義勇兵たち。


敵陣地に肉薄しながらも突撃の勢いが鈍ったと感じた時、撤退する敵が見えました。
ここがチャンスと再びホイッスル長音1回、駄目押しの突撃を敢行して敵陣地の蹂躙に成功しました。



逃げ遅れた指揮官を含む若干名の捕虜を得ました。


戦闘終了後、勝利の一服を楽しむ第2分隊の兵士たち。
我が小隊の損害は軽微。

シナリオ通りとは言え、勝利は気持ち良いですね(笑)。
ただまぁこの後、米101空挺師団の本隊と海岸から上陸した強力な連合軍に、ボッコボコにされてしまう運命が待ち受けているわけですが・・・(苦笑)。


戦い終わってノーサイドで記念撮影。
この後、互いの陣地を見学・研修しました。
ドイツ軍駐屯地を見学したアメリカ軍の皆さんは口々に「羨ましい」と仰っていました(笑)。


ここで朝食。メニューはサラミソーセージ、茹でジャガイモ、プンパーニッケル、コーヒー。
状況は終わっているので、自分も配食に参加。


良い雰囲気で喫食中の第1分隊。
いつも思いますが、一泊二日のイベントであっても寝食を共にすると、ちゃんと分隊としての一体感が出ますよね。


撤収作業&大休止後、セーフティゾーンで主催silverさんの司会進行でAAR(アフターアクションレヴュー)を行いました。
指名された両軍の指揮官・兵士が遭遇した状況とそれに対する行動を説明、夜間戦闘などで不明だった部分の辻褄合わせが出来ました。

AAR後、スティルフォレストさん名物の辛くて美味しいカレーを昼食に頂いて、たっぷりまったりとしてイベント終了となりました。


参加および関係者の皆様、お疲れ様&ありがとうございました!

ドイツ軍を東方義勇兵でやりたいというのは、元々ハラシヴィリさん発信に自分が乗った感じで始まった企画なのですが、主催のsilverさんのご理解とご協力で、今回なんとか実現することができました。
蓋を開けてみれば、普段赤軍をやられている方が駆けつけて来てくれたりで、とても賑やかなイベントになりました。
準備期間が長かったのもあって、とても思い入れのあるイベントとなり、無事終わった時はまさしく感無量でした。

次回HGGは2023年の春〜初夏のあたりに、1944年のイタリア戦線設定で開催する予定です。
部隊設定は、アメリカ軍日系100大隊、ドイツ軍空軍野戦師団。
当ブログで随時情報を上げていきますので、ご興味がありましたら、お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

<この項、終わります。>  


2022年09月02日

HGG16『THE D-Dayー1』参加レポート【状況編その3】

続きです。

中隊本部より連絡。「敵空挺部隊が降着、警戒を厳にせよ」
すかさず警戒を強化したところ、歩哨が正体不明の敵と接触。
暗闇の中、小規模な戦闘に発展しましたが、敵は村落の南側に遁走した模様。
我が方の損害は軽微。

小隊本部では敵の正体について
「イギリスのコマンド部隊に違いない」
「いや、フランス人かも知れない。けしからん」などなど
かまびすしく議論が交わされました。

村落周辺は静けさを取り戻したので、歩哨を残し仮眠しました。


二日目、設定・リアルともに6月6日。すなわち連合軍によるノルマンディー上陸作戦開始日=Dデイその日です。
写真は第2分隊が宿営する小屋。時刻は午前3時35分。


中隊本部の命令により、小隊の駐屯地である村落南側に集結していると思われる規模不明の敵に対する偵察と排除のため、未明より行動開始。
装備を整えるゲオルギエン義勇兵たち。


村落の南側に集合してから偵察開始。
午前4時半ごろ。


偵察の行方を見守る小隊本部。
左小隊長ハントノフ、右伝令ジヘル。


伏撃を受け、一時後退。損害は軽微。


後退後集合する第1分隊。

(想定上の)第3分隊の偵察により、敵は分隊規模と判明。
さらに敵の前哨および主陣地の位置も解明されました。
う〜ん、第3分隊優秀ですね(笑)。

敵が分隊規模に対してこちらは小隊、さらに迫撃砲の支援も受けられるので、命令通り敵排除のため攻撃へ。
村落南側の斜面の雑木林の中に走る通路を、小隊を率いて慎重に登って行きました。

<この項続きます。>  


2022年08月26日

HGG16『THE D-Dayー1』参加レポート【状況編その2】

続きです。


6月5日、我々の部隊すなわち第795東方大隊第1中隊第2小隊に、上級部隊よりドイツ人将校が視察にやってきました。
写真中央がそのドイツ人将校、ハウプトマン・ツァイル。
右がドルメッチャー・ケプケ、左がゾンダーフューラー ゲー・ミュラー、ともにゾンダーフューラーという軍属で通訳のためにツァイル大尉に同行しています。


「ヘル・ハウプトマン(大尉殿)、我が小隊へようこそ。何もありませんが、ワインでもいかがでしょうか?」
「いや、すまんねぇ。では折角なので・・・」
こんな感じで小隊本部横で接待に励む小隊長ハントノフなのでした。


さらに、ツァイル大尉一行を迎えて張り切った小隊長ハントノフは、大尉に良いところを見せようと閲兵式を執り行うことにしました。
写真は儀仗の練習中。


「捧げ銃(つつ)!!」


動画からのキャプチャー画像です。
本番なのでヘルムを着用して行っています。
儀仗でツァイル大尉をお迎えし、閲兵を受けたのち、訓示を賜りました。
ドイツ語でツァイル大尉が訓示し、それをドルメッチャー・ケプケがジョージア語に通訳するというテイで大真面目にやってるのですが、どちらも日本語なのでちょっとしたコントになっていました(笑)。


「アラーム!シュテルゥング!」(警報!配置!)警報から戦闘配置につく演習を実施。
写真は小銃を掴んで持ち場に走る第1分隊。


演習を視察したツァイル大尉に練度の高さを褒められ、鼻高々な小隊長ハントノフ。


夕食の支給を受けに並ぶゲオルギエン義勇兵たち。


夕食のメニューはシチューとプンパーニッケル、コーヒー。

夕食後、歩哨任務以外の兵は自由時間となり、小隊本部もツァイル大尉一行とともにワインなどを嗜みつつゆったりと過ごしていたところ、遠い夜空から爆音が響き始めました。
すぐに灯火管制を敷きます。
「内陸に向かう敵の爆撃機だろう」とツァイル大尉、

この時我々は、北フランスで過ごす平穏な日々が今日で最後になることを、知る由もありませんでした。

<この項続きます。>  


2022年08月19日

HGG16『THE D-Dayー1』参加レポート【状況編その1】

前回からかなり時間が経ってしまいましたが、2021年6月に開催された御殿場SVGNET主催のリエナクトメントイベント、HGG16『THE D-Dayー1』の参加レポートの続き、【状況編】を4回に分けてお送りします。

イベント初日6月5日14時から状況開始。
「状況」と言っても戦闘再現ではなく、ノルマンディー地方の街テュルクヴィル近傍の村落に駐屯する第795東方大隊第1中隊第2小隊の日常の再現がこの日のメインとなりました。


鉄条網で障害を構築中の第1分隊。


スコップで歩哨壕を掘る第1分隊。


野戦電話の有線構成を担当した第2分隊。


小隊本部に電話線を引き入れています。
これら作業はこの方面に明るいネギチョフ指導のもとに実施されました。


電話線の敷設作業。
電話線を足で引っかけないよう、溝を掘って電話線を埋めていきます。

今回は参加者各位のご協力で野戦電話を2回線引くことができました。


駐屯地である村落の警備について指導する第1分隊長ラパエフ。
障害の構築、歩哨位置の設定、巡察ルートの設定と予行などなど、短時間に数々の実務をこなしてくれた大変優秀な分隊長でした。

おかげさまで、お飾り小隊長の自分はとてもラクをさせて頂きました(笑)。


作業や演習の合間の憩いの時間。
一服しながら談笑するゾンダーフューラー とゲオルギエン義勇兵たち。
兵隊と煙草の組み合わせはとても絵になりますね。

<この項続きます。>  


2022年02月10日

HGG16『THE D-Dayー1』【設定&編成編】


すでに半年以上経ってしまいましたが、2021年6月5日・6日に山梨県北杜市のスティルフォレストさんで開催された、WW2ヒストリカル・リエナクトメント・イベント、HGG16『THE D-DAY-1』の模様を、今回から数回に分けてリポートいたします。

まずは簡単な設定のおさらいから。
イベントのタイトルそのまま、1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦の前日および当日がリエナクトの舞台です。
奇しくも、リエナクトの設定年月日と開催日とが完全に一致しました。

ドイツ軍の設定部隊は第709歩兵師団第795東方大隊、アメリカ軍はおなじみ第101空挺師団です。


北フランスはコタンタン半島の地図。
ドラマ『バントオブブラザーズ』で一躍有名になったカランタンの北、サンメールエグリーズの近くに我々の設定部隊・795ジョージア大隊が陣取っていました。


795ジョージア大隊大隊本部があったテュルクヴィルの航空写真。
ここからほど近い小さな集落に我々小隊は駐屯している設定です。


我が小隊の視察に訪れたツァイル大尉とその一行を交えての記念撮影。
自画自賛になりますが、とてもキマっていますね。
野戦服や帽子、またその着こなし方も各人それぞれのこだわりが現れていて素晴らしいです。
ヒゲ率が高いのもグート。

イベント上の部隊編成は以下の通りです。
第3分隊を組むことは出来ませんでしたが、イベント中は存在している「体(てい)」にして、警戒や偵察に活躍してもらいました(笑)。

*<>内階級。敬称略です。<>なしはフライヴィリガー(二等兵に相当)。

ドイツ軍部隊設定:第709歩兵師団第795東方大隊第1中隊第2小隊

小隊長:ハントノフ<ツークフューラー>

第1分隊長:ラバエフ<グルッペンフューラー>
機関銃手:ヨシフ<オーバーフライヴィリガー>
弾薬手:クリューガー
小銃手(定員5名):リッキー
          リキ
          ウンターバウム
          サクリス
          ムネラーゼ
副分隊長:キゼルノフ<オーバーフライヴィリガー>

第2分隊長:ハラシヴィリ<グルッペンフューラー>
機関銃手:欠
弾薬手:欠
小銃手(定員5名):ベルク
          ハイドリヒ
          ネギチョフ
          ムラノフ
          カスパー・ルーダー
          ヴァダーエフ
副分隊長:ヤジューシビリ<オーバーフライヴィリガー>

小隊本部付き伝令:ジヘル
小隊下士官:欠

ドイツ人将校:ツァイル<ハウプトマン>

ゾンダーフューラー(通訳):ケプケ<ドルッメッチャー>
同:ミュラー<ゾンダーフューラー G(ゲー)>

この項、続きます。

*当記事はイベント公式カメラマンと参加者の皆様が撮影した写真で構成しています。
皆様、ありがとうございました。  


2022年01月10日

『FUBAR2021〜死の谷〜』参加レポート。


今回は、2021年11月に岐阜県多治見市で開催されたミルシムイベント『FUBAR2021〜死の谷〜』の参加レポートを、写真にキャプションを添えてお送りします。

写真は堂々たる陣容のドイツ軍。
3個分隊を擁するほぼ完全な1個小隊に加え、1個工兵分隊が増強され、さらに中隊長と無選手も同行しました。


初日日中、攻撃側のドイツ軍は訓練、防御側の連合軍は陣地および障害構築を行いました。
写真は突撃訓練中の自分が所属する第1分隊。
先頭を走るのはウンターオフィツィーァ、ハンス・リッベ。
他に、伏せの動作、交互躍進、夜間偵察の技術なども訓練しました。

夜には状況が開始され、ドイツ軍は盛んに偵察を繰り出し、敵情の解明に努めました。
自分は年齢を理由に辞退しておきましたが、かなりスリリングな展開だったようです。


2日目朝、状況再開。
出撃に向け待機中の我が小隊。
個人的には「戦争ごっこ、軍隊遊びは数(かず)」だと思っているので、1個小隊以上集まるFUBARはまさに理想的なイベントですね。


第1分隊機関銃班。
先頭よりシュッツェ(射手)1・バルト、シュッツェ2・ルネン、シュッツェ3・ハント。


状況中、他の分隊に前線を任せ、後方に下がって昼食をとる第1分隊。
ドイツ軍は兵力が充実していたので、これが可能でしたが、寡兵気味の連合軍には昼食をまともにとれない方もいたそうです。


昼食は肉の缶詰と水。
他にライ麦パンの1種プンパーニッケルも支給されましたが、量が多く食べ切れそうになかったので、封を切らずにお土産にしました。


道端で警戒中の自分。
戦闘は砲撃および空襲の現示と被害判定を盛り込んだ真剣勝負で行われ、一進一退の攻防の末、兵力に勝るドイツ軍が辛くも勝利しました。
昨年はミルシムの可能性・発展性を感じましたが、今回はミルシムの完成形を見たような気がしました。


状況終了後、自分も所属する関西のドイツ軍グループ「黒騎士中隊」で記念撮影。
中隊長、小隊長、第1分隊長、工兵分隊長、本部要員など、ドイツ軍の正に基幹となって活躍していました。


お疲れ様でした&ありがとうございました!

FUBARには第1回目から参加していますが、3回目となる今回で、質・規模ともに国内最高峰のWW2欧州戦イベントになったと、個人的には思います。
短期間でこれだけのことを成し遂げられたのは実に驚異的です。
ご興味を持たれた方には、次回の参加を強くお勧めします。

  


2021年12月29日

『バルジの戦いⅤ』参加レポート


12月4・5日に山梨県北杜市で開催された、スティルフォレストさん主催、御殿場SVGNETさん運営協力のWW2サバイバルゲームイベント、『バルジの戦いⅤ』に参加してきましたので、写真にキャプションを添えるスタイルで簡単にレポートいたします。

上は集合写真。
相変わらず「米不足」というか、ドイツ軍が多いです。

*当記事は、フィールドの公式カメラマンさんとアイヘンドルフさんに撮って頂いた写真で構成しています。ありがとうございました!


当日のいでたちは武装親衛隊「髭の小隊下士官」。
スティーブ・マッコーガン製のヘルメットカバーと迷彩スモック、カメラード製のSSM40野戦服にパンツはスウェーデン軍の実物。

今回のイベントで、ドイツ軍装界の偉い方から伺って初めて知りましたが、迷彩スモックの用途・効果には「迷彩」だけでなく「雨具」および「対毒ガス」が当初から想定されていたそうです。
これを知ってから、迷彩スモックの構造を見直すと、なるほど!と色々合点がいきました。


おそらくヒットされて退場中の自分。
独米の戦力差は復活可能な回数で調整しました。


戦闘行動中のSS隊員たち。
毎度書いてしまいますが、武装SS迷彩被服の迷彩効果は抜群ですね。


モノクロフィルムによるアイヘンドルフさん撮影の写真。
右端は自分。小銃に柔らかいゴム製銃剣を装着しています。
ドイツ軍装が「物凄く様になる」方が、お二人ほどいらっしゃいますね。


こちらもアイヘンドルフさんのモノクロ写真。
奥でしゃがんでいるのが自分です。
手前、家屋の中でシルエットになっている下士官とのコントラストが無茶苦茶格好良いですね。
自分的には本イベント中、優勝の写真です(笑)。


二日目昼食はスティルフォレストさん名物の辛くて美味しいカレー。
その後はまったりタイムで主におしゃべりして過ごしました。
深い話もじっくりできて非常に有意義でした。


ドイツ軍の集合写真。

お疲れ様&ありがとうございました!  


2021年01月18日

FUBAR2020参加レポート。


前後してしまいましたが、昨年11月に岐阜県多治見市で開催されたWW2ミルシム・イベント『FUBAR2020』に参加してきましたので、写真にキャプションを添えて簡単にレポートいたします。

ミルシムはミリタリー・シミュレーションの略で、日本語訳すれば「模擬戦」、「軍事模擬訓練」などとなるでしょうか。
当ブログで扱っているヒストリカル・リエナクトメントは「歴史再現」であってシナリオがありますが、ミルシムにはシナリオがなく、知力・体力を総動員したガチンコ勝負と言って良さそうです。

やはり当ブログで扱っているものにヒストリカル・ゲームがありますが、こちらはサバイバルゲームにリエナクト要素を取り入れたものであり、言葉自体も日本独自の造語なので、内容が似通っていてもミルシムとは区別していくつもりです。

写真はFUBAR2020のドイツ陸軍歩兵小隊。
小隊長、10名編成の分隊3個に小隊本部を擁する堂々たる陣容でした。


小隊最左翼、道路沿いの陣地で戦闘中の私(右)と同僚のミヒャエル。
初日の夜間歩哨においては、英軍の斥候2名を捕え、二日目の戦闘においては進出して来たやはり英軍の1個分隊を撃退しました。

今回のイベントでは、攻撃側:連合軍、防御側:ドイツ軍で模擬戦を行いました。
初日のドイツ軍は陣地と障害の構築、その後夜間歩哨、連合軍側は教練と夜間斥候を行いました。

二日目の戦闘では、ドイツ軍・連合軍ともに「砲撃」が可能なのが、いかにもミルシムでしたね。
砲撃現示の詳細については公式サイトをご参照ください。


主催のクラウスさんや私も所属する関西のドイツ軍グループ、黒騎士中隊で記念撮影。
小隊長や第1分隊の他、小隊本部要員、分隊長職を勤めるなど、リアルにドイツ軍の基幹要員として活躍していました。


友遠方より来るあり。

WW2リエナクトグループUSARさんのイベントでよくご一緒していた、古くからの盟友ギュンター・シュミットさんが遠く四国から参加されており、嬉しい再会になりました。


お疲れ様でした!
また、写真を撮ってくださった皆様、大変ありがとうございました!

ミルシムの方向性と発展性がとてもよくわかる、素晴らしいイベントでした。
ご興味を持たれた方は、次回の『FUBAR』で是非ご一緒しましょう!  


2021年01月04日

『GO TO Still Forest!』参加レポート。


昨年の12月、『GO TO Still Forest!』に参加してきましたので、写真とキャプションの形式で簡単にレポートいたします。
イベントの詳細につきましてはリンク先をご参照ください。

写真は二日目、ゲーム後の記念撮影。
御殿場の古い仲間も交えて、親衛隊で記念撮影したものです。
左から三番目が自分。
スティーブ製のSS迷彩ヘルメットカバーとスモックを着用、98kにはソフトプラスティック製の銃剣を装着して遊びました。

武装SSは他にもっといらしたんですけどね。
声をかけるタイミングが遅すぎたようです。ごめんなさい。


こちらは初日、まったりモードでの軍装。
やってみたかった黒タートル、帽子の傾けもあえて規定と逆で。

ローライ=アパムさんがフィルムカメラで撮ってくださったモノクロ写真を、トリミングしてポートレイト風にしてみました。
毎度思いますが、フィルムは独特の良さがありますね。
ローライさん、ありがとうございます!


二日目のゲーム。
今回はWW2サバゲーということで、枢軸・連合関係なくグーパージャンケンでチーム分けを行いました。
右手前、企画・運営のsilverさん。


出店も大変充実していました。

写真は古くからのドイツ軍コレクターNさんのお店、ガスケットさん。
周りのショップさんからも驚嘆の声が上がるほどの質と量で、昔の渋谷アルバンにタイムスリップしたような気分が味わえました。
事前に直接Nさんから出店すると伺っていたので、軍資金を用意、良いお買い物が出来ました。


写真がゲットした品々。

まず、ガスケットさんよりRAD(国家労働奉仕団)の洗面器、飯盒&飯盒ベルト、石鹸、フィールドグレーとブルーグレーの19mmボタン計16個。
PKミリタリアさんより戦後?シープスキン、グレーの手袋。
降下猟友会さんよりレプリカ、ブルーグレーのベルトフック2個。

今回ガスケットさんより購入した飯盒ストラップは、間違いなく「飯盒用」ということで、ループ1個、8穴でした。
レプリカでも出回っていたループ3個のものは、Aフレームの付属品としての「飯盒用」だそうです。
お買い物だけでなく、ショップさんとの雑談は非常にためになることが多く、有り難いですね。

さらにドイツ軍仲間のクリューガーさんよりお手製レプリカのビスケットと固形歯磨き粉のケースを頂きました。

ショップの皆様とクリューガーさん、ありがとうございました!


二日目お昼にはスティルフォレストさん名物の美味しいカレーを頂きました。
オーナーさんとスタッフさんが前日から仕込んでくださっていたようです。
ご馳走様でした。


集合写真。
企画運営のsilverさん、Still Forestのオーナーさんとスタッフさん、ショップの皆様、そして全参加者の皆様、お疲れ様でした!
また、写真を撮ってくださった皆様もありがとうございました!
是非、またご一緒いたしましょう。

以上、『GO TO Still Forest!』の参加レポートでした。  


2019年12月22日

『BATTLE OF THE BULGE』写真。


先に参加レポートをアップした『BATTLE OF THE BULGE』ですが、アイヘンドルフさんにモノクロフィルムを使用した素晴らしい写真も撮って頂いているので、お気に入りを何枚か紹介します。


行動中のSS隊員を捉えた秀逸な1枚。
ゴーグルが見えないので、当時の写真として通用してしまいそうです。
奥には煙幕が焚かれています。


米軍が立てこもる、村落のはずれにある教会に向かって、突撃を敢行するSS隊員。
手前右は、衛生兵のマックス・ジーモンSS隊員。


村落の商店らしき建物で機関銃を構えるヨッシフSS隊員。
左はミッツ・インゼルライヒSS隊員。


指揮官のパイパーSS中佐と無線手ジヘルSS隊員。
小型無線機は、御殿場SVGNETの中の人、silverさんのお手製です。

フィールドであるスティルフォレストさんにはいわゆるオーパーツ(設定の時代や地域にそぐわない物)がないので、とても良い写真が撮れますね。
アイヘンドルフさん、今回も素晴らしい写真をありがとうございました!!

  


2019年12月21日

『BATTLE OF THE BULGE』参加レポート。


山梨県北杜市のゲームフィールド・スティルフォレストさん主催のヒストリカルゲーム・イベント『BATTLE OF THE BULGE』に参加してきましたので、お気に入りの写真にキャプションを添えて簡単にレポートいたします。

写真は当日の軍装。
武装SS装甲擲弾兵、階級はシェブロン1本のSSシュトゥルムマンです。
SSM44迷彩服は、先のカランタン戦に続き、AT THE FRONT製サテン地の物です。

初日には簡単な教練会も行いました。


二日目朝、ドイツ軍の生活用品コレクターであるジヘルさんによるおなじみの企画『ドイツ軍裸祭り』(笑)にも参加しました。
当時のドイツ軍は、可能な限りにおいて、朝、兵士一人につき洗面器1杯のお湯を支給し、歯磨きや洗顔、髭剃りなどを行わせていました。
その再現です。


さて戦闘です。
今回のドイツ軍の主力は武装親衛隊で、本部班、SSの2個分隊、残りの陸軍と空軍で1個班を編成することが出来ました。

写真左より、無線手ジヘル、指揮官のパイパーSS中佐、分隊長のシュナウザーとミヒャエル、本部班付きの自分(敬称略)。
即席の部隊にしては連携が取れていて、 戦闘力が高かったと思います。


村落に突入し米軍拠点を攻撃中のドイツ軍。

ゲームは村落をめぐっての攻防戦を攻守を入れ替えながら4戦行いました。
攻撃側が有利だったようで、両軍とも攻撃時に勝利、防御時に敗戦で、仲良く五分のホシとなりました。


お疲れ様でした!

*この記事はアイヘンドルフさん、きゅうりさんに撮って頂いた写真で構成しています。
素晴らしい写真をありがとうございました!

なお、イベント中の写真は、こちらのグーグルフォトにアップされています。
参加された方はお持ちください。  


2019年11月30日

『FUBAR2019』参加レポート【後編】


攻略目標である「マルチ鉄橋」手前に到達、攻撃準備中の我が中隊。
右手前、工兵分隊。
左手前、我が第一分隊。
奥には中隊本部と小隊長。

左、短機関銃を携えているのが、第1分隊分隊長のウンターオフィツィーァ・ハンス・リッベ。
黒騎士中隊隊員で、その堂に入った下士官ぶりに大変感服しました。
黒騎士中隊の未来は明るいです。


マルチ鉄橋手前に陣取る敵に対して突撃命令。

敵に一矢報いんと走りながら装弾する自分。
もちろんヤラレました(笑)。

我が中隊は損害を顧みず敵に圧力をかけ続け、連合軍はついに対岸に後退してから、間髪をおかずにマルチ鉄橋を爆破しました。


対岸で手ぐすねを引いて待ち構える米軍機関銃陣地。


工兵分隊に、爆破されたマルチ鉄橋跡地に仮設橋設置の命令下達。

煙幕の中、工兵分隊は仮設橋をかけるために決死の作業を敢行。
歩兵科である自分も志願してこの作業に参加。
銃は持たず、装備も全部外して、走りに走りました。


大損害を被りながらも仮設橋が完成!!
ついに中隊は、一人分の幅しかない仮設橋を通過しての一斉突撃を開始。
甚大な損害を出しながらも、力押しに力押しをして、徐々に徐々に攻めのぼりました。


まさに死屍累々。
我が中隊は170名という壊滅的な損害を出しながらも、攻略目標の奪取に成功しました。
その後、連合軍の反撃を一蹴、状況終了となりました。


お疲れ様でした!

FUBAR2019、若々しい活力に満ちた「青年のような」イベントでした。
理屈抜きに、心の底から楽しかったです!
自分も走り、転げ、何度も何度も死にました。
打ち身、生傷多数、筋肉痛もひどかったですが、それさえも心地良い気分になりました(笑)。

主催・運営の皆様、全参加者の皆様、会場となったマルチワールド様、大変ありがとうございました!
主催者様には継続開催を熱烈に希望します!!

*当記事は、主催様、ハヤセ様、ローライ様、風のハル様、オータケ様、マンバ様が撮影された写真で、構成しました。
たくさんの素晴らしい写真をありがとうございました!  


2019年11月29日

『FUBAR2019』参加レポート【前編】


11月23・24日に、岐阜県多治見市マルチワールドさんで開催された、WW2ヒストリカルゲームイベント『FUBAR2019』に参加してまいりました。
お気に入りの写真にキャプションを添えて、前後編に分けてレポートします。

写真は攻略目標である「マルチ鉄橋」を目指して行軍中の我がドイツ陸軍部隊。
ほぼ完全な歩兵2個分隊に工兵分隊で増強された小隊に、中隊長および中隊本部が随行するという、堂々たる編制でした。


何かを発見したのか、前方を警戒中の第2分隊。
敵である連合軍は、我々の進撃ルートに警戒部隊を配置、攻撃と後退を繰り返す遅滞行動を取ってきたため、小戦闘が何回か起きました。


応戦する工兵分隊の軽機関銃。
各分隊につき1挺、小隊では3挺を数えた軽機関銃は大きな火力を発揮、攻撃の要となりました。


敵は、さらに鉄条網などの障害や、仕掛け爆弾などを随所に設置していたので、先頭の部隊が発見するたび、工兵分隊が出張って除去作業を行いました。

短機関銃を持つのは小隊長のオーバーフェルトヴェーベル・シュミット。
当時のドイツ陸軍歩兵中隊では第1小隊長は士官、第2小隊長以降は下士官が勤めるのが一般的でした。


右、中隊長バウアー大尉。自分も所属する黒騎士中隊のリーダーです。
左、工兵分隊長トール。東海のドイツ軍工兵グループの中心人物のお一人です。


待機中の後続部隊。
左手前の偽装網付きヘルメットの兵が自分です。
今回の階級はオーバーゲフライターで、第1分隊副分隊長および第1小銃班班長を勤めさせていただきました。


敵前衛と障害を排除して、攻略目標である「マルチ鉄橋」に向け、再び前進開始。

会場となったマルチワールドさんは、山間部に曲がりくねった道路が複数走っており、「進撃」「撤退」の設定にはピッタリのフィールドでした。
アルデンヌ戦には特に合いそうです。

*当記事は、主催様、ハヤセ様、ローライ様、風のハル様、オータケ様、マンバ様が撮影された写真で、構成しました。
たくさんの素晴らしい写真をありがとうございました!

【後編】に続きます。  


2019年10月04日

第3回『この戦場は南方』参加レポート【後編】


続きです。

「突撃!!」
切り開いた鉄条網から一気に突入後、すかさず1組2組が左右に展開、横隊で突撃。


鬱蒼とした森林に分け入り、さらに駆け足で前進。


シルバー軍曹から「敵と遭遇しても立ち止まるな。迂回して前進せよ。」と厳命されていましたが、敵のタコツボが密集している場所に入り込んでしまい、やむなく手榴弾2発を使用して、敵2名を排除。


日本兵。


こうして丘の敵主陣地を制圧することに成功。
すぐに敵の反撃に備え個人壕を掘り始めましたが、その後の優勢な日本軍の逆襲に、我が海兵隊は壊滅してしまうのでした・・・。


状況終了。

昼食&休憩タイムを思い思いに過ごすシルバー分隊の戦友たち。
2日間、野外で過ごすだけでも、人、被服、装備がいい感じにくたびれてきて絵になります。


お疲れ様でした!

『この戦場は南方』は主催のミスターXさんのお人柄そのままの素晴らしいイベントです。
今後も極力参加したいと思っています。
ご興味のある方は、是非次回ご一緒しましょう!
  


2019年10月03日

第3回『この戦場は南方』参加レポート【前編】


だいぶ時間が経ってしまいましたが、この夏、日米戦イベント第3回『この戦場は南方』(通称:ミナミカタ戦)に参加してきましたので、お気に入りの写真とともに簡単にレポートします。

写真はアメリカ海兵隊にカメラマンとして随行してくださったGJさんと、海兵隊員として参加された痛風陸戦隊のハルさんに撮っていただいたもので構成しています。
GJさん、ハルさん、素晴らしい写真をありがとうございました。


状況に先立ち、主催のミスターXさんが砂盤(さばん)を使用して、「攻撃と防御」の基本について講義を行いました。
最近のリエナクト・イベントにおいては、このような座学も、ごく普通になって来たようです。


さらに米軍側はシルバー軍曹のもと、叉銃や相互躍進、突撃要領などの教練を行いました。


教練後、日本軍支配地域に向け出発する我がアメリカ海兵隊シルバー分隊。
初日は偵察のみで終了。
偵察から、日本軍が障害構築の作業をしていること、一部の鉄条網の位置が判明しました。

初日の状況終了後、主催が用意してくださった、バーベキューを楽しみました。


二日目、我が部隊に敵陣地への攻撃命令下達。

索敵しながら前進する、小銃2組・組長スミスと私アーネスト・ハント二等兵。
米軍は兵士二人一組を単位として運用する「バディ・システム」を採用していて、今回、自分はスミス組長とバディを組ませてもらいました。

フィールドの緑が鮮やかで、南方ぽく見えなくもないですね。


海兵隊による日本軍陣地への攻撃に先立ち、日本軍が構築した鉄条網を切り開くスミスと自分。

有刺鉄線は、一昨年の第2回に続き実物です。
最近のリエナクトメントでは実物有刺鉄線を使うのがスタンダードになりつつあるようですが、運用と管理には厳重な注意が必要だと思います。


「突撃準備!着剣!」

今回のイベントは完全デコガン戦なので、ゴーグルは着用していません。
また、一般的なイベントにおいては着剣禁止が普通ですが、今イベントにおいては事前の指導や教練をしっかりと行った上で着剣が許可されています。
安易に真似をされないよう、お願いいたします。

<後編に続く>

  


2019年07月21日

『カランタン』参加レポート【その3】


状況終了でノーサイド。
両軍仲良く、お互いの陣地を視察しました。



米軍側の陣地。

上は機関銃陣地。
下は米軍指揮官、シルバーさんの壕。
ぐちゃぐちゃですね(苦笑)。
比較的濡れていない斜面に体を預けるようにして、ブーツは泥水に浸かった状態で、就寝されたそうです。
これはプロだから出来る技で、我々アマチュアがやったら体を壊します()。←まさしく笑いなし。


AAR(アフター・アクション・レヴュー=事後報告・検討会といった意味です)ののち、フィールド名物の美味しいカレーを昼食に頂きました。
その後、まったりと過ごし、ゆっくり片付けをして解散。
自分を含め一部参加者は最寄りの温泉に寄ってから、帰路につきました。


お疲れ様でした!

今回のHGG15は今まで参加してきたイベントとはかなり異質でした。
少し大げさに言うと「雨と暗闇に対するサバイバル訓練」みたいな感じでしょうか。
得られた教訓は多く、忘れないようにと思って書き出したら、レポート用紙2枚分になってしまいました。

また、夜間斥候を今回初体験しましたが、暗闇の中、不整地をあれだけ長距離歩いたのは人生で初めてです。
斥候は「細心さと大胆さ」の両方が必要だそうで、細心さはともかく、敵前哨に触れるほど接近できたので、大胆さは少々発揮できたんじゃないかと思います。
こちらに関してはちょっと自信がつきました。

雨中の行動、掩体での宿営、夜間斥候・・・次はもっとうまくやります(笑)。

これで『カランタン』のレポートを終わります。
写真および動画を撮ってくださった皆様、大変ありがとうございました!  


2019年07月20日

『カランタン』参加レポート【その2】


二日目朝には天候回復して状況再開。
フィールド内で飯盒に収納してあった携行食で朝食。
温かいコーヒーも支給されました。


カランタン近郊の村落で小休止する我がSS分隊。
この後、前進する米軍先鋒を伏撃して損害を与え、自陣に後退しました。


陣地に後退したところに米軍の熾烈な砲撃。
(砲撃は発煙筒、ハチトリ、爆竹で演出しました。)
そして間髪を容れず、敵が陣地に突入してきました。
我々も前日偽装に工夫を凝らした陣地で応戦しますが、奮戦虚しく全滅してしまいました・・・。


自分とベルク隊員の最期・・・。


状況終了後、機関銃陣地の前で記念撮影。
新品のSSM44迷彩服もドロドロになりました。

<この項続きます。>  


2019年07月19日

『カランタン』参加レポート【その1】


ヒストリカル・リエナクトメント『「HGG15」BATTLE OF CARENTAN』に参加してきましたので、その模様を3回に分けて、写真とキャプションでレポートします。

初日の状況開始前、ドイツ軍の記念撮影。
部隊設定は、SS第17装甲擲弾兵師団第37装甲擲弾兵連隊第Ⅲ大隊第1中隊です。
我が分隊は、ケプケ分隊長以下9名で分隊定数を満たしています。
自分はSSシュトゥルムマンの副分隊長で参加しました。
他、機銃手ヨッシフ、弾薬手ヨーゼフ、以下小銃手、リンデマン、グローバー、ウンターバウム、ジヘル、ベルクの各隊員。

今回期せずして、分隊全員がSSM44迷彩服着用でした。
自分も、AT THE FRONTに注文していたSSM44迷彩服上着がなんとイベント前日に到着し、まっさらなおニューを着用しています。


分隊長から装備の点検を受ける隊員たち。
前と後ろをチェック、さらにその場でジャンプさせられて、装備の密着具合や水筒が満水かを確かめられます。


今回のイベントでは、夜間も状況が継続するので、毛布も携行しています。

自分は当時の写真に散見される方法を参考に毛布を縛着してみました。
まず、重装サスペンダーのOリングとベルトループを利用して飯盒を縛着。
その飯盒が真ん中に来るよう、ループ状にした毛布を背嚢用のストラップ3本で重装サスペンダーに縛着しています。



また、事前の天気予報が芳しくなかったので、ツェルトバーンの防水は念入りに。
今回初めて、液体の防水剤を使用してみました。
予報通り、初日は雨に祟られましたが、ツェルトは天幕として使用していたので、防水効果はあまり実感できずに終わりました。

今回のリエナクトメントでは、両軍とも初日に陣地の偽装と強化、敵陣地への夜間斥候、陣地内での警戒と宿営と、夜通し状況を行う予定でしたが、雨がひどくなったために、22:00状況を一旦終了することになりました。
また陣地への宿営については米軍は基本的に実施、ドイツ軍は基本的に中止とし、一部希望者が自主的に宿営を実施しました。

<この項続きます。>

  


2019年07月12日

『MVG2019』レポート。


5月31日から3日間、群馬県の旧浅間サーキットで開催された、サムズミリタリ屋さん主催のミリタリーイベント『MVG2019』に参加してきましたので、写真とキャプションで簡単にレポートします。

3月の『第6回ドイツ軍集会』に続き、東海のドイツ軍グループに混ぜていただいて、有志イベント『塹壕EXPO』の一環として『フランデル柵』の構築に参加しました。
写真はフランデル柵構築後に工兵分隊で記念撮影したもの。
東海のドイツ軍グループの皆さんには本当によくして頂いており、感謝しかありません。


当日の軍装。

参加できなかった『オストフロント1944』のために用意していた、 ZIPミリタリア製M41野戦服改がやっと日の目を見ました。
今回は工兵科オーバーゲフライターとして、胸には西部防壁章略綬を佩用(はいよう)しています。


クラウス分隊長の力作、ドイツ軍の携行糧食です。
中の乾パンもお手製だとか。
食べきれなかったので、帰宅後オヤツとして美味しく頂いています。


温食の配給もありました。

シャツはウール製ジップアップのプルオーバーシャツで、ペイズリー柄のスカーフとサスペンダーと共に、私物という設定です。
規格帽もアドラーの翼の先を縫い付けて尖らせており、ちょっと「洒落者」の兵隊を狙っています。


最後にMVGらしい派手な写真を(笑)。

広大なフィールドに、時代と国籍を問わない様々なミリタリーユニットと軍用車輌が並ぶ様は壮観でした。
また、イベント内イベントも盛んで、塹壕EXPOのほか、掩体構築や歩哨と斥候についての講義などもありました。
MVGは、言うなれば「ミリタリーの文化祭」みたいな感じでしょうか。
今回も盛大でしたが、来年以降、もっと発展する予感がします。

それから!今回もまたまた、フカヤマ様より差し入れを頂戴しました。
いつもいつも、大変ありがとうございます!!
MVGでは全部消費できなかったので、『この戦場は南方』で有り難く頂きました。