2019年01月06日

ZIBミリタリア製陸軍M41野戦服改修。


昨年、関西で開催された『オストフロント1944』に向けて、ドイツ・ZIBミリタリア製陸軍M41野戦服を大幅に改修しましたので、今回はその経過を紹介したいと思います。

写真は改修前に徽章などのパーツを取り外し、一回洗濯した状態の野戦服です。
色は以前、ダイロンのジャングルグリーンで染め直してあります。

このZIB製は安価なレプリカなので、色々と問題があるのですが、自分として一番気になっていたのは「肩幅の広さ」でした。
メジャーで測ってみると50センチ。
自分の一張羅であるカメラード(当時の表記のまま)製野戦服(Mサイズ)の肩幅は41センチなので、明らかに広すぎます。
写真で見ても、なんかこうドイツ軍らしくなく、格好悪いです(笑)。


肩幅改修後の野戦服。
東京・杉並の「テーラーまるやま」さんにお願いして、肩幅を50センチから44センチに詰めてもらいました。
費用は5000円と、とてもリーズナブルです。
これで、当時の野戦服のデザイン、肩幅が狭く、裾に行くに従って末広がりになる「Aライン」のシルエットにかなり近くなりました。

ちなみにお店の方には、この服について「ヨーロッパ製の作業服みたいなもの」と言っておきました。
まぁ、嘘ではないですよね(笑)。



肩幅改修と並行して、他のパーツにも手を入れていきます。

襟章は、後期型の良いレプリカが入手できなかったので、手持ちの物を染め直しました。
元は地の色がタンだったものをダイロン・エレファントグレーで染め、マウスグレーに近くなるよう仕上げました。

ボタンは、状態の良い手持ちの実物ボタンが少なくなったので、状態の悪い実物ボタンを塗装で再仕上げして、レプリカボタンと交換することにしました。
塗料は、関西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされた、「RAL6006フィールドグレー」を使用しました。
エス&グラフさんなどで現在も販売中と思います。


肩幅改修後の野戦服に、徽章類、ボタン、肩章ループ、肩章などを装着、さらに上襟と下襟の間の補強=力糸を追加。
襟フックは、以前ヴィクトリーショーで入手しておいた実物パーツを付け直しました。
肩章はミリタリ屋製のスイス軍生地の物、オーバーゲフライター袖章は京都シュミット製です。

これでついに完成!
やはり徽章類が付くと、グッとドイツ軍野戦服感が増しますね(笑)。
シルエットにも納得がいきました。

さぁ、この野戦服を着て『オストフロント1944』に勇躍乗り込もうとしていた矢先、なんと!家庭の事情で参加を断念せざるを得ない羽目になってしまいました。
残念ではありましたが、この「家庭の事情」は良い方向で解決しましたし、野戦服の仕上がりにはとても満足なので、まぁ結果は万事OKですね。

次のイベントに、この改修M41野戦服で行くのが、とても楽しみです♪





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この記事へのコメント
手持ちの他国軍のレプリカ服の違和感を検証していて「静止状態で着やすい服は肩幅が広くアームホールが大きい服だが、腕を動かしやすい服は肩幅がジャストでアームホールが狭い服だ」「腕の可動域を確保するには、狭い肩幅でタイトなアームホールの服でないと」などと感じていたところでしたので、このブログはタイムリーな話題でした。
メーカーが縫製工場にオーダーするにあたって、既存の紳士服等の型紙をベースにしたら肩幅が広くなってしまうのかなと愚考しているところです。
襟章の話題も大変参考になりました。私はオストフロント1944に参加するにあたり、40年型襟章が入手できず、レギュで38年型も許容されていましたので、そちらで代用しました。
Posted by コヴァルスキー at 2019年01月07日 12:26
コヴァルスキーさん、こんにちは。

肩幅とアームホールについてのご考察、さすがですね。
自分はそこまで深く考えていませんでしたが、レプリカ服の肩幅の広さは以前から気になっていました。

レプリカ野戦服が紳士服の型紙をベースにしているというのも、まったくその通りだと思います。
現行の紳士服はジャストサイズが流行なので、少し前の紳士服のスタイルですかね。ストンとした作りの。

襟章は38年型も含め、良いレプリカが入手困難みたいですね。
今回は苦肉の策で、なぜかタン色の40年型を染めてみましたが、思いの外いい感じになりました。

話は変わりますが、ブログを始められていたのですね。
オストフロントのレポート、楽しませていただきました。

ではでは。
Posted by ハントハント at 2019年01月07日 17:00
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