2013年06月15日
ミニチュアモデルによるウォーゲーム<歩兵兵器その2>
引き続き歩兵用兵器の運用に付いて解説します。
■重機関銃
移動および射撃の運用に必要な人数は3名。
射撃のみであれば2名で運用出来るとする(移動は不可)。
軽機関銃と基本的には同じですが、射程と効果が増しています。
また、分解して運ぶため、射撃と移動を同一イニング内に出来ません。
車載の機銃、戦車の同軸機銃なども皆重機関銃扱いです。
車載機銃の場合、1名で射撃可能とします。
また、分解しないで移動出来るので、射撃と移動が同一イニング内に可能です(ただし、必ず移動は射撃の後)。
トラックの屋根に軽機関銃を載せた場合などは、あくまでも「軽機関銃」扱いです。
■手榴弾
全ての兵員が2個の手榴弾を持っている事とします。
兵員は1イニングに、小火器の射撃と移動の他、1発の手榴弾投擲も可能とします(ただし、移動は最後)。
最大投擲距離は0.7スタンス。効果は専用のインストルメントで判定します。
家屋の窓への投擲は1/3の確率(ダイスの目4か6)で成功とし、トーチカの銃眼への投擲は1/6の確率(ダイスの目5)で成功とします。
1個使用した兵員には黄色いシールを、2個使用した兵員には赤いシールを貼るなどすれば、わかりやすいでしょう。
その小戦闘が終了した時点で、手榴弾は自動的に補給される事とします。
■バスーカ、パンツァーシュレック
2名で運用可能。携行弾数8発。射程距離スタンス1.6。
ダイスを振って命中判定を行う。
車輛正面を狙う場合、ダイスの目が「5」で命中。
側面を狙う場合、「4か6」で命中とする。
命中の場合は、敵車輛は乗員を含み全滅とする。
トーチカの銃眼を狙う場合も、ダイスの目「5」で命中とする。
@この場合、銃眼入り口で砲弾が炸裂したとし、効果については迫撃砲用のインストルメント(後述)を流用して判定する。
他の対人、対構造物の使用については、当面ルール化しない。
■パンツァーファウスト
1発のみ1名で運用可能。
射程距離がスタンス1.5である他はバズーカと同じ。

重機関銃用、手榴弾用、バズーカ類用の、各インストルメント。
バズーカ、パンツァーシュレック用の砲弾シートは、適宜コピーして使用。
砲弾を使うごとにチェックを入れる。
補給の場合は、本部からこのシートを車輛や人力(1名で8発運搬可能とする)で運ぶ。
<この項続く>
Posted by ハント at 12:05│Comments(2)
│ミニチュアウォーゲーム
この記事へのコメント
通りがかりですがはじめまして。
「ミニチュアモデルによるウォーゲーム」
懐かし過ぎて泣けてきました(T_T)
小学生~高校生くらいまでやってました。
この記事の載っているHJ誌をまだ持っています。
あのルールをリライトしている方がおられるとは。
偉業であります、すばらしいと思います。
びっくりしました。
「ミニチュアモデルによるウォーゲーム」
懐かし過ぎて泣けてきました(T_T)
小学生~高校生くらいまでやってました。
この記事の載っているHJ誌をまだ持っています。
あのルールをリライトしている方がおられるとは。
偉業であります、すばらしいと思います。
びっくりしました。
Posted by matsuda at 2013年06月28日 16:29
matsuda様、はじめまして。
コメント大変有り難うございます。
matsuda様とは、ほぼ同世代かと思います。
自分の場合、当時1〜2回ほどしか実際のゲームをやるチャンスがなくて(それも畳の上でした)、ホビージャパンを読み返しながら、ずっと悶々と妄想をするばかりでした。
ホビージャパンルールをこのまま埋もれさせるのはもったいないと言う気持ちと、当時の悶々とした日々が(笑)、このリライトの原動力ってとこでしょうか。
matsuda様のコメントがとても励みになりました。
また、是非お立ち寄りください。
コメント大変有り難うございます。
matsuda様とは、ほぼ同世代かと思います。
自分の場合、当時1〜2回ほどしか実際のゲームをやるチャンスがなくて(それも畳の上でした)、ホビージャパンを読み返しながら、ずっと悶々と妄想をするばかりでした。
ホビージャパンルールをこのまま埋もれさせるのはもったいないと言う気持ちと、当時の悶々とした日々が(笑)、このリライトの原動力ってとこでしょうか。
matsuda様のコメントがとても励みになりました。
また、是非お立ち寄りください。
Posted by ハント
at 2013年06月28日 23:22
