ハントの野戦補充大隊

今回は和歌山県橋本市で行なわれた関西ヒストリカルイベント運営事務局さん主催のWW2ヒストリカル・イベント『ざ・ウエストフロント』をレポートします。

当日は朝５時起き、７時間ほどかかって現地入りしました。
途中高速道路が吹雪いたり、現地にもあられが少し降ったりしましたが、幸いそれ以上大きく天候が崩れる事はありませんでした。

トレッセ付きの野戦服に着替え、ツェルトバーンでテントを張って一息ついたら、希望者を募って教練を開始しました。
お初の方が多かったので不安もありましたが、皆さんがもの凄く熱心に取り組んでくださり、こちらも熱が入りました。
教練内容は、整列、基本動作、行進、ライフルドリル、ハンドシグナルなど。
わかる範囲、出来る範囲ですが、「極力精密に」を目指して、実施いたしました。

教練後、米独の下士官以上を集めてのブリーフィングに参加、さらにドイツ軍の下士官以上で打ち合わせを行ない、翌日に備えて早めに就寝しました。
2日目朝６時半にドイツ軍点呼。
８時半に部隊分け、編成完結式の予行を念入りに行ない、開会式に備えました。


2日目、編成完結式のために整列する我が小隊。
機銃を装備した９名編成の擲弾兵分隊３個を擁する、堂々たる編成でした。
初日に教練をみっちりとやったので、立ち姿もとても決まっていると思います。
普段のイベントでは１列横隊、もしくは２列横隊で整列する事が多いのですが、今回は人数が多かったので「マァシュコロネ（行進隊形）」で整列しています。
この後の編成完結式では、中隊長ヘァ・ハウプトマン・バウアーに訓示を頂きました。


グラッシュカノーネ（シチュー砲）の前で記念撮影する小隊本部。
左より、衛生兵ゲフライター・ハンフェルト、小隊長ヘァ・ロイトナント・グローバー、小隊本部下士官ウンターオフィツィーァ・ハント、伝令オーバーグレナディーァ・マルクス。
お疲れ様でした。


実物キューベルヴァーゲンの前で記念撮影する小隊の下士官団。
左奥、第１分隊長ウンターフェルトヴェーベル・ジークフリート。
左手前、第２分隊長ウンターフェルトヴェーベル・マイヤー。
右手前、第３分隊長ウンターフェルトヴェーベル・ハルトマン。
ご一緒出来て大変嬉しかったです。お疲れ様でした。


模擬戦闘中の一コマ。
戦闘は、ドイツ軍防御、アメリカ軍攻撃野設定で、エアガン戦、デコガン戦で行なわれました。
最終戦のみ攻守を逆転して行ない、ドイツ軍が有終の美を飾りました。

イベント終了後は三重県名張市で一泊、ホテル近くのつぼ八で一人イベント成功を祝って祝杯をあげ、翌日岐阜県の東山ラジウム温泉に立ち寄り、イベントの心地よい余韻を胸に帰路につきました。

以上で『ざ・ウエストフロント』のレポートを終わります。

『ざ・ウエストフロント』のレポートは他にも関西ヒストリカルイベント公式ブログ、ハルさんの痛風陸戦隊、先任さんのWhat Price Glory、ゲールマンさんのドイツ軍東北戦線にあります。
是非ご覧ください。

次回の『ざ・ウエストフロント』はいつかはわかりませんが、ご興味のある方は是非ご参加ください。
特に関西圏でドイツ兵をやっている方々は、この感動体験を是非共有いたしましょう！

＊写真は黒騎士中隊のバウアー中隊長殿、御殿場のドイツ仲間・ハンフェルトさんから頂きました。
有り難うございました！