2010年12月07日
『Hoch soll er leben』(誕生日を祝う歌)
映画『Cross of Iron』のお話のついでに、劇中で歌われた『Hoch soll er leben』を紹介します。
シュタイナーを始めとする歴戦の小隊員たちが、小隊長マイヤー少尉の誕生日を祝ってこの歌を合唱します。
地獄のような東部戦線で、兵士たちがひと時の安らぎを覚える、いや覚えようと努力する、何とも切なく印象的なシーンですね。
ドイツ語の歌詞は下記の通り。
Hoch soll er leben, hoch soll er leben, dreimal hoch!
Alt soll er werden, alt soll er werden, dreimal alt !
Er lebe hoch! Er lebe hoch! Er lebe hoch! hoch! hoch!
意味は「長生きしろよ、3倍長く!年をとれよ、3倍年を!長生きするよ、もっと!もっと!」のような事みたいです。
劇中の音声を元にカナ歌詞を起こしてみました。ご参考まで。
ホッゾィラリーベン ホッゾィラリーベン ドラーイマールホッ!
アルトゾィラヴェー(ル)デン アルトゾィラヴェー(ル)デン
ドラーイマールズアルト!
ェァリーベホッ!ェァリーベホッ!ェァリーベホッ!ホッ!ホッ!
この歌は、以前紹介した映画『ナポラ』でも歌われているのですが、ちょっと違うバージョンのようです。
*写真は、2006年に行なわれたUSARさん主催のリエナクトメント『ビゾリーの戦い』の一コマです。
Posted by ハント at 21:05│Comments(2)
│ ドイツ軍歌
この記事へのコメント
ドイツ語の歌は日本人がカタカナドイツ語で歌ってもそれらしく聞こえるから不思議です
戦争のはらわたの歌は矢張り冒頭と最後の幼いハンスが印象に残ってますね...
戦争のはらわたの歌は矢張り冒頭と最後の幼いハンスが印象に残ってますね...
Posted by へっぽこ新兵 at 2010年12月07日 21:49
新兵さん、こんにちは。
ドイツ語はeiをアイと読んだり、s+母音は濁るとかの、いくつかの法則を知っていれば、後はローマ字読みで行けますからね。
しかし、ドイツの人達はとんでもなく早口なので、そこは付いて行けません(笑)。
ドイツ語はeiをアイと読んだり、s+母音は濁るとかの、いくつかの法則を知っていれば、後はローマ字読みで行けますからね。
しかし、ドイツの人達はとんでもなく早口なので、そこは付いて行けません(笑)。
Posted by ハント at 2010年12月08日 13:00