ハントの野戦補充大隊
https://feldersatz.militaryblog.jp
ようこそ野戦補充大隊=Feldersatz Bataillonへ。当ブログの主題はWW2ドイツ軍の軍装による戦争ゴッコ(ヒストリカルゲーム、リエナクトメント)です。すでにマニアな方はもちろん、初心者も大歓迎です。気軽にコメントを残して行ってください。
ja
ハント
2021-05-26T20:05:00+09:00
-
ゲオルギエン義勇兵ツークフューラー野戦服。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1067772.html
今回は、ヒストリカル・リエナクトメント・イベント『HGG16』に向けて、手持ちのM41野戦服の改修をしましたので紹介します。
今回のHGGのドイツ軍は初の東方義勇兵設定で、なおかつ、行きがかり上自分が小隊長役をやることになったので、大改造になりました。
写真はほぼ完成した野戦服。兵用ベルトとヴァルターP-38拳銃を合わせてみました。
用意したパーツ類。
設定:第795東方大隊ゲオルギエン義勇兵ツークフューラー。
ツークフューラーは最上級の下士官で、小隊長を勤められる階級です。
「ゲオルギエン」は「ジョージア/グルジア」のドイツ語での呼称です。
赤い襟章は主催サイドが用意してくれたもので、それに東独のトレッセをミシン縫いしました。
肩章は手持ちの兵用白パイピングにやはりトレッセを縫い付けたもの。
いわゆるBEVO=機械織りタイプの義勇兵袖章はヤフオクで入手したもの。
袖章の整形は、水に洗濯糊を溶かしたものに袖章を浸してから、アイロン掛けして行いました。
比較的うまく行ったと思います。
主催サイドが用意してくれたプリントタイプの袖章が余剰となったので、それはマンテル(コート)に縫い付けようかと思っています。
襟を閉じた状態。イベントでは閲兵式を行う予定なので、その時はこのスタイルですね。
この野戦服改修で、準備の山は一つ越えた感じです。
リエナクトは準備段階から楽しめるのが素晴らしいですね。
来週末はいよいよ本番です♪
今回は、ヒストリカル・リエナクトメント・イベント『HGG16』に向けて、手持ちのM41野戦服の改修をしましたので紹介します。
今回のHGGのドイツ軍は初の東方義勇兵設定で、なおかつ、行きがかり上自分が小隊長役をやることになったので、大改造になりました。
写真はほぼ完成した野戦服。兵用ベルトとヴァルターP-38拳銃を合わせてみました。
用意したパーツ類。
設定:第795東方大隊ゲオルギエン義勇兵ツークフューラー。
ツークフューラーは最上級の下士官で、小隊長を勤められる階級です。
「ゲオルギエン」は「ジョージア/グルジア」のドイツ語での呼称です。
赤い襟章は主催サイドが用意してくれたもので、それに東独のトレッセをミシン縫いしました。
肩章は手持ちの兵用白パイピングにやはりトレッセを縫い付けたもの。
いわゆるBEVO=機械織りタイプの義勇兵袖章はヤフオクで入手したもの。
袖章の整形は、水に洗濯糊を溶かしたものに袖章を浸してから、アイロン掛けして行いました。
比較的うまく行ったと思います。
主催サイドが用意してくれたプリントタイプの袖章が余剰となったので、それはマンテル(コート)に縫い付けようかと思っています。
襟を閉じた状態。イベントでは閲兵式を行う予定なので、その時はこのスタイルですね。
この野戦服改修で、準備の山は一つ越えた感じです。
リエナクトは準備段階から楽しめるのが素晴らしいですね。
来週末はいよいよ本番です♪]]>
ドイツ軍装備
ハント
2021-05-26T20:05:00+09:00
-
HGG16準備。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1065253.html
6月のHGG16に向けて、とりあえず野戦装備をチェックしてみました。
行きがかり上、小隊長(下士官)をやることになったので、拳銃、書類ケース、双眼鏡、コンパス、ホイッスルなども用意。
典型的なジョージア義勇兵下士官にならい、重装サスペンダーはなしで、武装は拳銃のみにしました。
ブーツはジャックブーツで。
当時の写真でも結構見かけます。
戦闘用にリボルバー式ルガーP08のパンパン銃も用意。
日本における先駆的リエナクターグループ・USARのマイスターの作品です。
野戦服の改修は繁忙期が終わってから一気にやる予定ですが、先日のCOMBAT!で受領した兵用の徽章をとりあえず野戦服にのせてみました。
なかなかいい感じです。
襟章、肩章には下士官用のトレッセが付くので、もっと派手になる予定です。
面白いイベントになる予感をひしひしと感じています(笑)。
ご興味ある方は、是非お誘い合わせの上ご参加ください!
また、参加申し込みはお早めにどうぞ!
6月のHGG16に向けて、とりあえず野戦装備をチェックしてみました。
行きがかり上、小隊長(下士官)をやることになったので、拳銃、書類ケース、双眼鏡、コンパス、ホイッスルなども用意。
典型的なジョージア義勇兵下士官にならい、重装サスペンダーはなしで、武装は拳銃のみにしました。
ブーツはジャックブーツで。
当時の写真でも結構見かけます。
戦闘用にリボルバー式ルガーP08のパンパン銃も用意。
日本における先駆的リエナクターグループ・USARのマイスターの作品です。
野戦服の改修は繁忙期が終わってから一気にやる予定ですが、先日のCOMBAT!で受領した兵用の徽章をとりあえず野戦服にのせてみました。
なかなかいい感じです。
襟章、肩章には下士官用のトレッセが付くので、もっと派手になる予定です。
面白いイベントになる予感をひしひしと感じています(笑)。
ご興味ある方は、是非お誘い合わせの上ご参加ください!
また、参加申し込みはお早めにどうぞ!]]>
ドイツ軍装備
イベント情報その他
ハント
2021-04-27T23:05:00+09:00
-
空軍地上戦闘章の再塗装。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1064077.html
ドイツ軍降下猟兵で参加するCOMBAT!15に向けて、佩用予定の空軍地上戦闘章をお色直ししてみたので、簡単に紹介します。
なお今回の塗装は、ネット上で見つけた実物画像のうち、好みの物を手本にしています。
上左)まずイケてない元の塗装を模型塗料用溶剤を使用して剥がす。
上右)タミヤカラーのフラットブラックを使用して、吹き付け塗装する。
上左)実物画像を手本にしながら、綿棒に溶剤を少量染み込ませたもので塗装の凸部を中心に擦り落とす。
上右)乾燥後、全体を落ち着かせる仕上げとして、また塗装の保護を目的として、つや消しクリアを全体に吹いて完成。
レプリカの勲章類でも、少し手を加える事によって雰囲気がアップするので、オススメです。
ドイツ軍降下猟兵で参加するCOMBAT!15に向けて、佩用予定の空軍地上戦闘章をお色直ししてみたので、簡単に紹介します。
なお今回の塗装は、ネット上で見つけた実物画像のうち、好みの物を手本にしています。
上左)まずイケてない元の塗装を模型塗料用溶剤を使用して剥がす。
上右)タミヤカラーのフラットブラックを使用して、吹き付け塗装する。
上左)実物画像を手本にしながら、綿棒に溶剤を少量染み込ませたもので塗装の凸部を中心に擦り落とす。
上右)乾燥後、全体を落ち着かせる仕上げとして、また塗装の保護を目的として、つや消しクリアを全体に吹いて完成。
レプリカの勲章類でも、少し手を加える事によって雰囲気がアップするので、オススメです。
]]>
ドイツ軍装備
ハント
2021-04-14T22:05:00+09:00
-
ドイツ空軍降下猟兵のフリーガーブルーゼ。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1062918.html
COMBAT!15に向けて、手持ちのフリーガーブルーゼを小改修しましたので、簡単に紹介します。
このフリーガーブルーゼはドイツSTURM製のレプリカで、10年ほど前に御徒町の中田商店さんで購入したものです。
今回の改修では、前回の改修で詰めすぎた袖を伸ばし、金属ボタンを実物ブラウグラウ(青灰色)の物に交換、ザイテンハーケンもブラウグラウ塗装の物を装着しました。
改修前の袖口には、袖口を絞るベロ状のパーツが付いていましたが、再度つけるのが面倒なのでオミットしています。
ドイツ軍の被服に詳しい方によると、1944年にはフリーガーブルーゼのこのベロはなくなるそうです。
また、当時も改造時にベロを省略する兵士も多かったに違いない!ということで「まぁいいや」と(笑)。
実物ボタンは昨年のGo To Still Forestでガスケットさんより購入した物。
おそらくデッドストックで、ブラウグラウの塗装が完全に残っています。
肩章は京都のシュミット&ゾーンさんの製品です。
襟章および2級鉄十字章と東部戦線従軍章の2連略綬も同じくシュミットさんに作って頂きました。
略綬の裏のウール生地もちゃんとブラウグラウにしてあります。
ブラウグラウのザイテンハーケンはやはりGo TO SFで降下猟友会さんより購入した物です。
レプリカ服であっても、こういう細かい部分に手を入れると、グッと見栄えが良くなりますね。
何より服に愛着が湧きますしね。オススメです。
COMBAT!15に向けて、手持ちのフリーガーブルーゼを小改修しましたので、簡単に紹介します。
このフリーガーブルーゼはドイツSTURM製のレプリカで、10年ほど前に御徒町の中田商店さんで購入したものです。
今回の改修では、前回の改修で詰めすぎた袖を伸ばし、金属ボタンを実物ブラウグラウ(青灰色)の物に交換、ザイテンハーケンもブラウグラウ塗装の物を装着しました。
改修前の袖口には、袖口を絞るベロ状のパーツが付いていましたが、再度つけるのが面倒なのでオミットしています。
ドイツ軍の被服に詳しい方によると、1944年にはフリーガーブルーゼのこのベロはなくなるそうです。
また、当時も改造時にベロを省略する兵士も多かったに違いない!ということで「まぁいいや」と(笑)。
実物ボタンは昨年のGo To Still Forestでガスケットさんより購入した物。
おそらくデッドストックで、ブラウグラウの塗装が完全に残っています。
肩章は京都のシュミット&ゾーンさんの製品です。
襟章および2級鉄十字章と東部戦線従軍章の2連略綬も同じくシュミットさんに作って頂きました。
略綬の裏のウール生地もちゃんとブラウグラウにしてあります。
ブラウグラウのザイテンハーケンはやはりGo TO SFで降下猟友会さんより購入した物です。
レプリカ服であっても、こういう細かい部分に手を入れると、グッと見栄えが良くなりますね。
何より服に愛着が湧きますしね。オススメです。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2021-04-01T18:05:00+09:00
-
兵用ベルトの手入れ。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1052712.html
今回は、ドイツ軍の兵用ベルト=コッペルリーメンの手入れをしたので、紹介します。
写真のベルトはスティーブ・マッコーガン(*)製のレプリカで、以前、ヴィクトリーショーでスティーブ氏ご本人から購入した物です。
もともと革の質があまり良くなかったのか、買った当初から裏革がかなりケバケバした状態だったので、黒染めし直したり、オイルを塗り込んだりして使用していました。
上の写真は今回の手入れ前のもので、ケバケバがひどく、色も茶色っぽくなっています。
*マクローガンとよく表記されていますが、綴りからするとマッコーガン、あるいはマッコールガンが近いかと思います。
今回の手入れに使用したのが、こちらの床面仕上げ剤「トコノール」です。
トコノールは商品名で、他に同様の商品にトコフィッシュなどがあります。
床面=裏革やコバ(革の断面)を仕上げに使用するもので、革細工などをやられる方にはお馴染みじゃないでしょうか。
自分はアマゾンで購入しました。
ベルト表面にクリーム状のトコノールを塗った状態。
模型用の筆を使って、ケバケバに浸透するよう塗り込みました。
すぐに生乾きの状態になるので、手頃なサイズのガラス瓶で、表面のケバケバを潰すようにゴリゴリと磨きます。
と、見る見るケバケバが平滑になっていき、茶色だった色も黒さを増しました。
ベルト類が同じような状態になっている方には、大変オススメの手入れ方法です。
今回は、ドイツ軍の兵用ベルト=コッペルリーメンの手入れをしたので、紹介します。
写真のベルトはスティーブ・マッコーガン(*)製のレプリカで、以前、ヴィクトリーショーでスティーブ氏ご本人から購入した物です。
もともと革の質があまり良くなかったのか、買った当初から裏革がかなりケバケバした状態だったので、黒染めし直したり、オイルを塗り込んだりして使用していました。
上の写真は今回の手入れ前のもので、ケバケバがひどく、色も茶色っぽくなっています。
*マクローガンとよく表記されていますが、綴りからするとマッコーガン、あるいはマッコールガンが近いかと思います。
今回の手入れに使用したのが、こちらの床面仕上げ剤「トコノール」です。
トコノールは商品名で、他に同様の商品にトコフィッシュなどがあります。
床面=裏革やコバ(革の断面)を仕上げに使用するもので、革細工などをやられる方にはお馴染みじゃないでしょうか。
自分はアマゾンで購入しました。
ベルト表面にクリーム状のトコノールを塗った状態。
模型用の筆を使って、ケバケバに浸透するよう塗り込みました。
すぐに生乾きの状態になるので、手頃なサイズのガラス瓶で、表面のケバケバを潰すようにゴリゴリと磨きます。
と、見る見るケバケバが平滑になっていき、茶色だった色も黒さを増しました。
ベルト類が同じような状態になっている方には、大変オススメの手入れ方法です。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2020-12-09T17:05:00+09:00
-
M42ヘルメット再塗装。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e1051484.html
今週末の『FUBAR2020』に向けて、レプリカM42ヘルメットをお色直ししたので、簡単に紹介します。
写真は塗装前。ヤフオクで入手したメーカー不明のM42ヘルメットのレプリカです。
簡略化された内装で、スカートの立ち上がり部分がシャープさに欠けますが、全体的な印象は悪くないかなと。
はがしてありますが、元はSSのシングルデカール、色はオリーブドラブっぽかったですね。
表面を軽く脱脂してから、スプレーカラーで塗装しました。
この塗料は、西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされたRAL6006フィールドグレイで、商品名は「フィールドグレイ」となってますが、実際は俗に「ブラックグリーン」と呼ばれていたフェルトグラウドゥンケル(ダークフィールドグレー)、すなわち後期ヘルメットの塗装色そのものみたいですね。
写真は光の加減で青っぽく写っていますが、実際は暗緑色と言った感じです。
以前はこの色がなくて、模型用の「NATOブラック」などで代用したものでした。
丸1日ほど乾燥させてから、陸軍のデカール(片面のみ)をマークセッターで貼り、つや消しクリアーで仕上げました。
デカールのシワ取りに夢中になってたら、ちょっと位置がずれたり、つや消しクリアーで白っぽくなったりの失敗もありしたが、「軍用」なので細かいことは気にしない(笑)。
最後に偽装網を装着して、陸軍M42ヘルムの完成です。
今週末の『FUBAR2020』に向けて、レプリカM42ヘルメットをお色直ししたので、簡単に紹介します。
写真は塗装前。ヤフオクで入手したメーカー不明のM42ヘルメットのレプリカです。
簡略化された内装で、スカートの立ち上がり部分がシャープさに欠けますが、全体的な印象は悪くないかなと。
はがしてありますが、元はSSのシングルデカール、色はオリーブドラブっぽかったですね。
表面を軽く脱脂してから、スプレーカラーで塗装しました。
この塗料は、西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされたRAL6006フィールドグレイで、商品名は「フィールドグレイ」となってますが、実際は俗に「ブラックグリーン」と呼ばれていたフェルトグラウドゥンケル(ダークフィールドグレー)、すなわち後期ヘルメットの塗装色そのものみたいですね。
写真は光の加減で青っぽく写っていますが、実際は暗緑色と言った感じです。
以前はこの色がなくて、模型用の「NATOブラック」などで代用したものでした。
丸1日ほど乾燥させてから、陸軍のデカール(片面のみ)をマークセッターで貼り、つや消しクリアーで仕上げました。
デカールのシワ取りに夢中になってたら、ちょっと位置がずれたり、つや消しクリアーで白っぽくなったりの失敗もありしたが、「軍用」なので細かいことは気にしない(笑)。
最後に偽装網を装着して、陸軍M42ヘルムの完成です。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2020-11-26T18:05:00+09:00
-
ZIBミリタリア製陸軍M41野戦服改修。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e964245.html
昨年、関西で開催された『オストフロント1944』に向けて、ドイツ・ZIBミリタリア製陸軍M41野戦服を大幅に改修しましたので、今回はその経過を紹介したいと思います。
写真は改修前に徽章などのパーツを取り外し、一回洗濯した状態の野戦服です。
色は以前、ダイロンのジャングルグリーンで染め直してあります。
このZIB製は安価なレプリカなので、色々と問題があるのですが、自分として一番気になっていたのは「肩幅の広さ」でした。
メジャーで測ってみると50センチ。
自分の一張羅であるカメラード(当時の表記のまま)製野戦服(Mサイズ)の肩幅は41センチなので、明らかに広すぎます。
写真で見ても、なんかこうドイツ軍らしくなく、格好悪いです(笑)。
肩幅改修後の野戦服。
東京・杉並の「テーラーまるやま」さんにお願いして、肩幅を50センチから44センチに詰めてもらいました。
費用は5000円と、とてもリーズナブルです。
これで、当時の野戦服のデザイン、肩幅が狭く、裾に行くに従って末広がりになる「Aライン」のシルエットにかなり近くなりました。
ちなみにお店の方には、この服について「ヨーロッパ製の作業服みたいなもの」と言っておきました。
まぁ、嘘ではないですよね(笑)。
肩幅改修と並行して、他のパーツにも手を入れていきます。
襟章は、後期型の良いレプリカが入手できなかったので、手持ちの物を染め直しました。
元は地の色がタンだったものをダイロン・エレファントグレーで染め、マウスグレーに近くなるよう仕上げました。
ボタンは、状態の良い手持ちの実物ボタンが少なくなったので、状態の悪い実物ボタンを塗装で再仕上げして、レプリカボタンと交換することにしました。
塗料は、関西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされた、「RAL6006フィールドグレー」を使用しました。
エス&グラフさんなどで現在も販売中と思います。
肩幅改修後の野戦服に、徽章類、ボタン、肩章ループ、肩章などを装着、さらに上襟と下襟の間の補強=力糸を追加。
襟フックは、以前ヴィクトリーショーで入手しておいた実物パーツを付け直しました。
肩章はミリタリ屋製のスイス軍生地の物、オーバーゲフライター袖章は京都シュミット製です。
これでついに完成!
やはり徽章類が付くと、グッとドイツ軍野戦服感が増しますね(笑)。
シルエットにも納得がいきました。
さぁ、この野戦服を着て『オストフロント1944』に勇躍乗り込もうとしていた矢先、なんと!家庭の事情で参加を断念せざるを得ない羽目になってしまいました。
残念ではありましたが、この「家庭の事情」は良い方向で解決しましたし、野戦服の仕上がりにはとても満足なので、まぁ結果は万事OKですね。
次のイベントに、この改修M41野戦服で行くのが、とても楽しみです♪
昨年、関西で開催された『オストフロント1944』に向けて、ドイツ・ZIBミリタリア製陸軍M41野戦服を大幅に改修しましたので、今回はその経過を紹介したいと思います。
写真は改修前に徽章などのパーツを取り外し、一回洗濯した状態の野戦服です。
色は以前、ダイロンのジャングルグリーンで染め直してあります。
このZIB製は安価なレプリカなので、色々と問題があるのですが、自分として一番気になっていたのは「肩幅の広さ」でした。
メジャーで測ってみると50センチ。
自分の一張羅であるカメラード(当時の表記のまま)製野戦服(Mサイズ)の肩幅は41センチなので、明らかに広すぎます。
写真で見ても、なんかこうドイツ軍らしくなく、格好悪いです(笑)。
肩幅改修後の野戦服。
東京・杉並の「テーラーまるやま」さんにお願いして、肩幅を50センチから44センチに詰めてもらいました。
費用は5000円と、とてもリーズナブルです。
これで、当時の野戦服のデザイン、肩幅が狭く、裾に行くに従って末広がりになる「Aライン」のシルエットにかなり近くなりました。
ちなみにお店の方には、この服について「ヨーロッパ製の作業服みたいなもの」と言っておきました。
まぁ、嘘ではないですよね(笑)。
肩幅改修と並行して、他のパーツにも手を入れていきます。
襟章は、後期型の良いレプリカが入手できなかったので、手持ちの物を染め直しました。
元は地の色がタンだったものをダイロン・エレファントグレーで染め、マウスグレーに近くなるよう仕上げました。
ボタンは、状態の良い手持ちの実物ボタンが少なくなったので、状態の悪い実物ボタンを塗装で再仕上げして、レプリカボタンと交換することにしました。
塗料は、関西の盟友・揖保川大佐さんがプロデュースされた、「RAL6006フィールドグレー」を使用しました。
エス&グラフさんなどで現在も販売中と思います。
肩幅改修後の野戦服に、徽章類、ボタン、肩章ループ、肩章などを装着、さらに上襟と下襟の間の補強=力糸を追加。
襟フックは、以前ヴィクトリーショーで入手しておいた実物パーツを付け直しました。
肩章はミリタリ屋製のスイス軍生地の物、オーバーゲフライター袖章は京都シュミット製です。
これでついに完成!
やはり徽章類が付くと、グッとドイツ軍野戦服感が増しますね(笑)。
シルエットにも納得がいきました。
さぁ、この野戦服を着て『オストフロント1944』に勇躍乗り込もうとしていた矢先、なんと!家庭の事情で参加を断念せざるを得ない羽目になってしまいました。
残念ではありましたが、この「家庭の事情」は良い方向で解決しましたし、野戦服の仕上がりにはとても満足なので、まぁ結果は万事OKですね。
次のイベントに、この改修M41野戦服で行くのが、とても楽しみです♪]]>
ドイツ軍装備
ハント
2019-01-06T21:05:00+09:00
-
東ドイツ軍ブーツ補修。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e863020.html
10年以上前に御徒町の中田商店さんで購入した東ドイツ軍のジャックブーツをこの度補修しました。
10年以上、イベントだけでなく日常にも使用してきましたが、さすが実物軍用品、傷ついたり靴底が減る以外、ビクともしませんでした。
当時の購入価格5000円でしたので、元を取って余りある良い買い物でしたね。
今回の補修も、池尻大橋の靴修理店シューオブライフさんにお願いしました。
減ったカカト部分にゴムのパーツを接着して整形してもらっています。
修理代は2000円ほど。
継ぎ目はよく見ないとわからないですね。
この足首のシワが良いのですよね。
自分の足にもとてもよく馴染んでくれています。
革表面の塗装が激しく落ちていたので、「鉄媒染のタンニン染め」で黒染めして、ペースト状の靴墨で仕上げました。
これでもう10年、働いてくれそうです。
10年以上前に御徒町の中田商店さんで購入した東ドイツ軍のジャックブーツをこの度補修しました。
10年以上、イベントだけでなく日常にも使用してきましたが、さすが実物軍用品、傷ついたり靴底が減る以外、ビクともしませんでした。
当時の購入価格5000円でしたので、元を取って余りある良い買い物でしたね。
今回の補修も、池尻大橋の靴修理店シューオブライフさんにお願いしました。
減ったカカト部分にゴムのパーツを接着して整形してもらっています。
修理代は2000円ほど。
継ぎ目はよく見ないとわからないですね。
この足首のシワが良いのですよね。
自分の足にもとてもよく馴染んでくれています。
革表面の塗装が激しく落ちていたので、「鉄媒染のタンニン染め」で黒染めして、ペースト状の靴墨で仕上げました。
これでもう10年、働いてくれそうです。
]]>
ドイツ軍装備
ハント
2017-07-10T21:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍のアンクルブーツ。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e808014.html
WW2ドイツ軍の編上靴・シュニュァシュティーフェルを紹介します。
サムズミリタリ屋さんのレプリカで、オークションで入手しました。
元々の色は茶色でしたが、「鉄媒染によるタンニン染め」で黒く染めてあります。
この、いわゆるアンクルブーツは戦前よりドイツ軍で広く使われていましたが、その主な用途は靴底に鋲を打たない営内靴などで、鋲を打った行軍靴であるジャックブーツと併用されていたようです。
その後、資源不足でジャックブーツが行き渡らなくなると、アンクルブーツに鋲を打って戦闘・行軍用として支給し始めたわけですが、これは皆様ご存知の通りですね(笑)。
こちらは靴底。
つま先と踵の金具は入手当初より付いていましたが、ホブネイル(鋲)は付いてなかったので、先日のバルジ戦に向けて、ホブネイルを打ち込みました。
靴修理用台金があるので、この辺は得意分野になりつつあります(笑)。
靴底の仕上げは、ジャックブーツ同様、スノーシールで行いました。
アンクルブーツにはやはりこれですね。
以前記事にしたATF製のガマシェン(レギンス)です。
ジャックブーツはもちろん格好良いのですが、アンクルブーツ+レギンスも捨てがたい魅力がありますね。
まぁなんにしろドイツ軍は格好良い!と、いつもの結論に行き着くわけです(笑)。
WW2ドイツ軍の編上靴・シュニュァシュティーフェルを紹介します。
サムズミリタリ屋さんのレプリカで、オークションで入手しました。
元々の色は茶色でしたが、「鉄媒染によるタンニン染め」で黒く染めてあります。
この、いわゆるアンクルブーツは戦前よりドイツ軍で広く使われていましたが、その主な用途は靴底に鋲を打たない営内靴などで、鋲を打った行軍靴であるジャックブーツと併用されていたようです。
その後、資源不足でジャックブーツが行き渡らなくなると、アンクルブーツに鋲を打って戦闘・行軍用として支給し始めたわけですが、これは皆様ご存知の通りですね(笑)。
こちらは靴底。
つま先と踵の金具は入手当初より付いていましたが、ホブネイル(鋲)は付いてなかったので、先日のバルジ戦に向けて、ホブネイルを打ち込みました。
靴修理用台金があるので、この辺は得意分野になりつつあります(笑)。
靴底の仕上げは、ジャックブーツ同様、スノーシールで行いました。
アンクルブーツにはやはりこれですね。
以前記事にしたATF製のガマシェン(レギンス)です。
ジャックブーツはもちろん格好良いのですが、アンクルブーツ+レギンスも捨てがたい魅力がありますね。
まぁなんにしろドイツ軍は格好良い!と、いつもの結論に行き着くわけです(笑)。
]]>
ドイツ軍装備
ハント
2017-02-10T21:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍のジャックブーツその3。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e806928.html
当ブログで過去2回記事にしてきた、WW2ドイツ軍の行軍靴・マァシュシュティーフェルのレプリカを、今回大幅に改修しましたので、その過程を紹介します。
この行軍靴はドイツのミリタリーショップzib-militariaより購入したのですが、その後得た情報によると、STURM製と同一だったようです。
このレプリカ、数回のイベント使用には耐えてきましたが、しばらくするとホブネイル(鋲)の脱落が始まり、しまいには靴底本体が前からベロンと剥がれてしまいました。
購入当初、靴底は靴本体に縫い付けられているものと思っていましたが、縫い付られているのは土踏まず部分だけだったようで、少なくとも靴底前半分は接着だったようです。
再度接着で補修しても、また結局は剥がれてくるでしょうから、いい機会とばかりに靴底の縫い付けで補修する事にしました。
補修は、ドイツ軍仲間の方から教えていただいた、東京・池尻大橋のシューオブライフさんにお願いしました。
今回のような少し特殊な靴にも対応してくれる、大変心強いお店です。
不要となった靴前半分の接地面となる「半貼り」です。
このブーツに使われていたホブネイルは、At The Front(以下ATF)で扱っているレプリカと同じもので、強度の低い合金製のため、相当数が根元から折れてしまいました。
その裏側。
ATFのホブネイルの二股になった先端がわかります。
靴底に打ち込むと、先端が押し広げられて、固定されるようです。
2週間ほどで靴底の補修は完成。
剥がれていた靴底本体を「縫い出し」という方法で縫い付てもらい、その上に新しい半貼りを接着してもらいました。
半貼りも一緒に縫い付ける方法もありますが、半貼りの縫い目から水が染み込むのと、今後の補修のしやすさを考慮して今回の形にしました。
また、大戦当時の実物は、接着と木の釘を併用して半貼りを貼り付けているようですが、難度が高すぎるため当初より断念しました。
さて、ここからはDIYです。
画像は今まで補修用に集めてきた金具。
左上から、ミリタリ屋さんで買った黒染めされたホブネイル、小ぶりなホブネイル(茶色いのは錆が出ているからです)、つま先用の金具、銀色のホブネイル、ATFで買った二股のホブネイル、かかと用の金具。
ミリタリ屋さんとATF以外は1944 Militariaで購入しました。
この中から、つま先用の金具と銀色のホブネイルを使用しました。
今回のブーツ改修に当たって新規導入した靴修理用台金を使用して、つま先の金具を固定し、ホブネイルを打ち込んでいきます。
新品の半貼りはとても硬く、さらに弾力があって、ハンマーを使用してのホブネイルの打ち込みはかなりの力仕事になりましたが、なんとか完成。
つま先の金具は、サイズの合う木ネジを探してきて、ねじ込んで固定しました。
本来はマイネスネジが適切ですが、プラスネジで妥協しました。
さらに仕上げとして、ドイツ軍仲間の先輩に教えていただいた、登山靴用の防水クリーム「スノーシール」を靴底全体に浸透させました。
耐摩耗性もある程度期待できるようです。
靴底の手入れには、革が締まりホブネイルが抜けにくくなるという、亜麻仁油も効果的だそうです。
こちらはイベントに1回使用した後の靴底。
良い感じになりました。
当時のドイツ軍歩兵中隊には、専従のコムパニーシュースター(中隊靴職人)が一人いて、中隊員たちの行軍靴を補修していたようです。
現用の軍用ブーツとは違って、当時のブーツは日々の手入れと補修が欠かせなかったわけですが、これはレプリカの行軍靴にもそのまま当てはまりそうですね。
当ブログで過去2回記事にしてきた、WW2ドイツ軍の行軍靴・マァシュシュティーフェルのレプリカを、今回大幅に改修しましたので、その過程を紹介します。
この行軍靴はドイツのミリタリーショップzib-militariaより購入したのですが、その後得た情報によると、STURM製と同一だったようです。
このレプリカ、数回のイベント使用には耐えてきましたが、しばらくするとホブネイル(鋲)の脱落が始まり、しまいには靴底本体が前からベロンと剥がれてしまいました。
購入当初、靴底は靴本体に縫い付けられているものと思っていましたが、縫い付られているのは土踏まず部分だけだったようで、少なくとも靴底前半分は接着だったようです。
再度接着で補修しても、また結局は剥がれてくるでしょうから、いい機会とばかりに靴底の縫い付けで補修する事にしました。
補修は、ドイツ軍仲間の方から教えていただいた、東京・池尻大橋のシューオブライフさんにお願いしました。
今回のような少し特殊な靴にも対応してくれる、大変心強いお店です。
不要となった靴前半分の接地面となる「半貼り」です。
このブーツに使われていたホブネイルは、At The Front(以下ATF)で扱っているレプリカと同じもので、強度の低い合金製のため、相当数が根元から折れてしまいました。
その裏側。
ATFのホブネイルの二股になった先端がわかります。
靴底に打ち込むと、先端が押し広げられて、固定されるようです。
2週間ほどで靴底の補修は完成。
剥がれていた靴底本体を「縫い出し」という方法で縫い付てもらい、その上に新しい半貼りを接着してもらいました。
半貼りも一緒に縫い付ける方法もありますが、半貼りの縫い目から水が染み込むのと、今後の補修のしやすさを考慮して今回の形にしました。
また、大戦当時の実物は、接着と木の釘を併用して半貼りを貼り付けているようですが、難度が高すぎるため当初より断念しました。
さて、ここからはDIYです。
画像は今まで補修用に集めてきた金具。
左上から、ミリタリ屋さんで買った黒染めされたホブネイル、小ぶりなホブネイル(茶色いのは錆が出ているからです)、つま先用の金具、銀色のホブネイル、ATFで買った二股のホブネイル、かかと用の金具。
ミリタリ屋さんとATF以外は1944 Militariaで購入しました。
この中から、つま先用の金具と銀色のホブネイルを使用しました。
今回のブーツ改修に当たって新規導入した靴修理用台金を使用して、つま先の金具を固定し、ホブネイルを打ち込んでいきます。
新品の半貼りはとても硬く、さらに弾力があって、ハンマーを使用してのホブネイルの打ち込みはかなりの力仕事になりましたが、なんとか完成。
つま先の金具は、サイズの合う木ネジを探してきて、ねじ込んで固定しました。
本来はマイネスネジが適切ですが、プラスネジで妥協しました。
さらに仕上げとして、ドイツ軍仲間の先輩に教えていただいた、登山靴用の防水クリーム「スノーシール」を靴底全体に浸透させました。
耐摩耗性もある程度期待できるようです。
靴底の手入れには、革が締まりホブネイルが抜けにくくなるという、亜麻仁油も効果的だそうです。
こちらはイベントに1回使用した後の靴底。
良い感じになりました。
当時のドイツ軍歩兵中隊には、専従のコムパニーシュースター(中隊靴職人)が一人いて、中隊員たちの行軍靴を補修していたようです。
現用の軍用ブーツとは違って、当時のブーツは日々の手入れと補修が欠かせなかったわけですが、これはレプリカの行軍靴にもそのまま当てはまりそうですね。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2016-10-22T21:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍のジャックブーツその2。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e587215.html
以前、zib-militariaから購入したWW2ドイツ軍のマァシュシュティーフェル(行軍靴)、いわゆるジャックブーツのレプリカを当ブログで紹介しましたが、今回は行軍靴の「その後」を紹介します。
当時同様の黒染めを行い、ミンクオイルや靴墨などで仕上げを行なってから、何回かイベントで実用、泥や雨水にまみれては手入れをするの繰り返しで、こんな感じに育って来ました。
このレプリカ行軍靴は総裏革使いですが、靴墨を塗り込んではブラシを掛けるのを繰り返したので、若干ツヤも出て来ました。
足首の部分にシワがもっと入ると良いのですが、年数回のイベントでの実用ではまだまだ時間が掛かりそうです。
実用後の靴底。
今のところ、ホブネイルの脱落はありません。
靴底の手入れ方法が実はわからないのですが、ミンクオイルなどを塗ると革が柔らかくなって、ホブネイルが抜けやすくなりそうなので、今のところ泥をブラシで落とすだけにとどめています。
「隠れたオシャレ」と言う言葉がありますが、靴底はむしろ意外と目立つので、鋲付きの靴底はオシャレポイントがかな〜り高いと思います。
以前、zib-militariaから購入したWW2ドイツ軍のマァシュシュティーフェル(行軍靴)、いわゆるジャックブーツのレプリカを当ブログで紹介しましたが、今回は行軍靴の「その後」を紹介します。
当時同様の黒染めを行い、ミンクオイルや靴墨などで仕上げを行なってから、何回かイベントで実用、泥や雨水にまみれては手入れをするの繰り返しで、こんな感じに育って来ました。
このレプリカ行軍靴は総裏革使いですが、靴墨を塗り込んではブラシを掛けるのを繰り返したので、若干ツヤも出て来ました。
足首の部分にシワがもっと入ると良いのですが、年数回のイベントでの実用ではまだまだ時間が掛かりそうです。
実用後の靴底。
今のところ、ホブネイルの脱落はありません。
靴底の手入れ方法が実はわからないのですが、ミンクオイルなどを塗ると革が柔らかくなって、ホブネイルが抜けやすくなりそうなので、今のところ泥をブラシで落とすだけにとどめています。
「隠れたオシャレ」と言う言葉がありますが、靴底はむしろ意外と目立つので、鋲付きの靴底はオシャレポイントがかな〜り高いと思います。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2014-10-10T22:05:00+09:00
-
タナカ モーゼルKar98k AIR レポート。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e562167.html
今回は、当ブログでは珍しいエアソフトガンのレポートをお送りします。
取り上げるのはWW2ドイツ軍の主力小銃・マウザーKar98k、タナカワークスさんのケースレスエアーコッキング式エアソフトガンです。
上はタナカ製、下は古いマルシン製(カート&エアーコッキング式)に東京マルイのVSR-10を組み込んだ、いわゆるVSR98k。
タナカ購入前はこれを愛用していましたが、現在は予備兵器に。
今回は比較用として登場させました。
さすがはタナカ、木ストが美しいですね。
重量もかなり違います。
タナカ製は実銃(3.9kg)には及ばないものの、3.5kgほどあるようです。
コッキングのストロークはこのように短く、照準しながらのコッキングも可能です。
コッキングの重さは、ガス式ようには軽くありませんが、VSR98kと同等かむしろ軽いくらいですね。
HOP調整はリアサイトの下に隠れているツマミを前後にスライドさせて行ないます。
カチカチとした操作感でとても使いやすいです。
初速は先日のCOMBAT!7で2回計測したところ、適正HOPで81m/sと83m/sが出ました。
弾道はおそらく大変素直なはずです。
「おそらく〜はず」というのは、COMBAT!では黒いBB弾を使用しているため、射手にはほとんど弾筋が見えないためです。
しかし、適正にHOP調整すれば、そのまま正照準で気持ち良いほど的に当たりました。
VSR98kはエアソフトガンとしての性能そのものは良かったのですが、照準が大きくズレていたのと、マガジンの位置が難点でした。
ご覧の通り、タナカの新型エアは、本来の弾倉の位置にマガジンがあります。
マガジンのリリースボタンはトリガーガードの内側にあるので目立たず、使い勝手も悪くないです。
マガジンへの装弾は、東京マルイの小型ローダーがバッチリ使えます。
別売りマガジンが、ガス式に比べて安価なのも良いですね。
ボルト後端のセイフティーも実用出来ます。
外観や重量感はモデルガンのようで、操作性や命中精度が非常に高く、冬の寒さも関係なし!
我々ドイツ軍ヒストリカル・ゲーマー待望の真の意味での主力小銃と言って良いでしょう。
もちろん!リエナクトメントにも使用可能と思います。
今回は、当ブログでは珍しいエアソフトガンのレポートをお送りします。
取り上げるのはWW2ドイツ軍の主力小銃・マウザーKar98k、タナカワークスさんのケースレスエアーコッキング式エアソフトガンです。
上はタナカ製、下は古いマルシン製(カート&エアーコッキング式)に東京マルイのVSR-10を組み込んだ、いわゆるVSR98k。
タナカ購入前はこれを愛用していましたが、現在は予備兵器に。
今回は比較用として登場させました。
さすがはタナカ、木ストが美しいですね。
重量もかなり違います。
タナカ製は実銃(3.9kg)には及ばないものの、3.5kgほどあるようです。
コッキングのストロークはこのように短く、照準しながらのコッキングも可能です。
コッキングの重さは、ガス式ようには軽くありませんが、VSR98kと同等かむしろ軽いくらいですね。
HOP調整はリアサイトの下に隠れているツマミを前後にスライドさせて行ないます。
カチカチとした操作感でとても使いやすいです。
初速は先日のCOMBAT!7で2回計測したところ、適正HOPで81m/sと83m/sが出ました。
弾道はおそらく大変素直なはずです。
「おそらく〜はず」というのは、COMBAT!では黒いBB弾を使用しているため、射手にはほとんど弾筋が見えないためです。
しかし、適正にHOP調整すれば、そのまま正照準で気持ち良いほど的に当たりました。
VSR98kはエアソフトガンとしての性能そのものは良かったのですが、照準が大きくズレていたのと、マガジンの位置が難点でした。
ご覧の通り、タナカの新型エアは、本来の弾倉の位置にマガジンがあります。
マガジンのリリースボタンはトリガーガードの内側にあるので目立たず、使い勝手も悪くないです。
マガジンへの装弾は、東京マルイの小型ローダーがバッチリ使えます。
別売りマガジンが、ガス式に比べて安価なのも良いですね。
ボルト後端のセイフティーも実用出来ます。
外観や重量感はモデルガンのようで、操作性や命中精度が非常に高く、冬の寒さも関係なし!
我々ドイツ軍ヒストリカル・ゲーマー待望の真の意味での主力小銃と言って良いでしょう。
もちろん!リエナクトメントにも使用可能と思います。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2014-09-19T21:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍のブーツの黒染め。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e369579.html
以前当ブログのコメント欄で話題になったドイツ軍ブーツの黒染めですが、遅ればせながら詳細を紹介します。
大戦当時のドイツ兵たちが、スチールウールと酢酸を使って、支給されたブーツを黒く染めていた、と言う話は以前から見聞きしていましたが、詳細については知りませんでした。
ネットで調べてみたところ、すなわち「鉄媒染によるタンニン染め」と言う染め方のようです。
今回黒染めを施したアンクルブーツと材料です。
ブーツはサムズミリタリ屋さんの製品で、以前オークションにて入手しました。
酢酸とスチールウールは、酸化鉄溶液を作るために用意しました。
柿渋はたまたまウチにあった物で、これに含まれるタンニンが重要な成分です。
タンニンは紅茶などにも含まれているので、紅茶を濃く煮出した液でも良い効果が得られるそうです。
さて、その方法ですが、まず適当なガラス瓶などにスチールウールを入れ、さらに酢酸を注いでしばらく放置します。
するとスチールウールがすっかり溶けて酸化鉄溶液が出来ます。
一方ブーツには紅茶液などのタンニン液を塗り込んでおきます。
(タンニンが良く染み込むよう、事前にサドルソープなどで一度洗っておくと良いかも知れません。)
ブーツに塗ったタンニン液が乾いたら、今度は酸化鉄溶液を塗ります。
これで革は、みるみる黒く染まります。
黒さが足りなければ、タンニン液〜酸化鉄溶液の工程を繰り返します。
乾燥させてから、ミンクオイル、靴墨で仕上げたアンクルブーツです。
色は裏革部分は真っ黒に仕上がり、表革部分は茶色部分を残しつつも大部分が黒に近い焦げ茶に仕上がりました。
裏革部分は、靴墨を擦り込みブラッシングするのを繰り返したら、少し艶が出て来きました。
おそらく防水性もある程度備わったのではないでしょうか。
事前と見違えるようなブーツの仕上がりに大変満足し、手をかけた事もあって愛着も湧きました♪
これも「ドイツ兵体験」の一つだと思いますので、是非お勧めしたいところですが、挑戦する場合はくれぐれも自己責任でお願い致します。
*この項を書くにあたって、USARドイツ軍指揮官のピルツ中尉殿よりたくさんの貴重な情報をご教授頂きました。
厚く御礼申し上げます。
大戦当時のドイツ兵たちが、スチールウールと酢酸を使って、支給されたブーツを黒く染めていた、と言う話は以前から見聞きしていましたが、詳細については知りませんでした。
ネットで調べてみたところ、すなわち「鉄媒染によるタンニン染め」と言う染め方のようです。
今回黒染めを施したアンクルブーツと材料です。
ブーツはサムズミリタリ屋さんの製品で、以前オークションにて入手しました。
酢酸とスチールウールは、酸化鉄溶液を作るために用意しました。
柿渋はたまたまウチにあった物で、これに含まれるタンニンが重要な成分です。
タンニンは紅茶などにも含まれているので、紅茶を濃く煮出した液でも良い効果が得られるそうです。
さて、その方法ですが、まず適当なガラス瓶などにスチールウールを入れ、さらに酢酸を注いでしばらく放置します。
するとスチールウールがすっかり溶けて酸化鉄溶液が出来ます。
一方ブーツには紅茶液などのタンニン液を塗り込んでおきます。
(タンニンが良く染み込むよう、事前にサドルソープなどで一度洗っておくと良いかも知れません。)
ブーツに塗ったタンニン液が乾いたら、今度は酸化鉄溶液を塗ります。
これで革は、みるみる黒く染まります。
黒さが足りなければ、タンニン液〜酸化鉄溶液の工程を繰り返します。
乾燥させてから、ミンクオイル、靴墨で仕上げたアンクルブーツです。
色は裏革部分は真っ黒に仕上がり、表革部分は茶色部分を残しつつも大部分が黒に近い焦げ茶に仕上がりました。
裏革部分は、靴墨を擦り込みブラッシングするのを繰り返したら、少し艶が出て来きました。
おそらく防水性もある程度備わったのではないでしょうか。
事前と見違えるようなブーツの仕上がりに大変満足し、手をかけた事もあって愛着も湧きました♪
これも「ドイツ兵体験」の一つだと思いますので、是非お勧めしたいところですが、挑戦する場合はくれぐれも自己責任でお願い致します。
*この項を書くにあたって、USARドイツ軍指揮官のピルツ中尉殿よりたくさんの貴重な情報をご教授頂きました。
厚く御礼申し上げます。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2014-03-01T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の兵用ジャックブーツ。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e473908.html
海外のショップからWW2ドイツ軍の兵用ジャックブーツ、通称クノーベルベッヒャー(サイコロつぼの意)のレプリカを購入しましたので紹介します。
ショップはドイツのzib-militaria、価格は100ユーロでした。
皮革製品のため、関税がかかるのを覚悟していましたが、なぜか請求はされませんでした。
ドイツ軍の兵用ジャックブーツと言えば、黒光りしているイメージですが、支給時は革そのものの色のままで、仕上げは新兵たちが訓練期間を通して行なうものでした。
ブーツは歩兵にとっては非常に重要な装備のため、戦記やヴェテランの体験談でも語られている事が多いですね。
以前紹介した『若い兵士のとき』にも、主人公が申し分なく仕上げたブーツを、ちょっとした行き違いで失ってしまい、悔しい思いをすると言うエピソードが出て来ました。
画像の通り、このレプリカも黒色ではなく灰色の総裏革使いなので、黒色への染め、防水加工が必要です。
当時のドイツ兵に倣って、これから入念に仕上げを行なう予定です♪
海外のショップからWW2ドイツ軍の兵用ジャックブーツ、通称クノーベルベッヒャー(サイコロつぼの意)のレプリカを購入しましたので紹介します。
ショップはドイツのzib-militaria、価格は100ユーロでした。
皮革製品のため、関税がかかるのを覚悟していましたが、なぜか請求はされませんでした。
ドイツ軍の兵用ジャックブーツと言えば、黒光りしているイメージですが、支給時は革そのものの色のままで、仕上げは新兵たちが訓練期間を通して行なうものでした。
ブーツは歩兵にとっては非常に重要な装備のため、戦記やヴェテランの体験談でも語られている事が多いですね。
以前紹介した『若い兵士のとき』にも、主人公が申し分なく仕上げたブーツを、ちょっとした行き違いで失ってしまい、悔しい思いをすると言うエピソードが出て来ました。
画像の通り、このレプリカも黒色ではなく灰色の総裏革使いなので、黒色への染め、防水加工が必要です。
当時のドイツ兵に倣って、これから入念に仕上げを行なう予定です♪]]>
ドイツ軍装備
ハント
2013-09-19T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の兵用シャツ。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e470891.html
海外のショップより、WW2ドイツ軍の兵用ヘムト(シャツ)のレプリカを新規に購入しましたので、紹介します。
今回は初めてのショップ、アメリカのHessen Antiqueを利用してみました。
品揃えがちょっと少ないのが残念ですが、注文から四日後に品物が届くという対応の迅速さと、次回の買い物が10パーセント引きになるクーポン券のオマケ付きで、このショップにとても好印象を持ちました。
購入したヘムトは、マウスグレーのニット地製、プリーツポケット付きです。
製造国はパキスタンで、価格は42ドル50セントでした。
ボタンはブルーグレーのプラスティック製、前合わせ下部にはサイズ表示のローマ数字がプリントされています。
兵用のヘムトも、他のドイツ軍装備同様、バリエーションが多いですね。
基本はプルオーバー式のコットンシャツですが、バリエーションとしては、襟なしポケットなし、襟ありポケットなし、襟ありプリーツなしのポケット付き、襟ありプリーツありのポケット付きがあります。
生地には平織り、いわゆるニット地、ニット地の中でも鹿の子編みのバリエーションなどがあり、色は白、フィールドグレー、マウスグレーなど、さらにボタンも紙製ボタン、金属製ボタン、樹脂製ボタンなど様々です。
当時、官給のヘムトは、一兵士に付き2着が支給されていました。
自分もこれでヘムト2着持ちとなったので、うち1着は衣類バッグに常時入れておこうかなと思っています♪
海外のショップより、WW2ドイツ軍の兵用ヘムト(シャツ)のレプリカを新規に購入しましたので、紹介します。
今回は初めてのショップ、アメリカのHessen Antiqueを利用してみました。
品揃えがちょっと少ないのが残念ですが、注文から四日後に品物が届くという対応の迅速さと、次回の買い物が10パーセント引きになるクーポン券のオマケ付きで、このショップにとても好印象を持ちました。
購入したヘムトは、マウスグレーのニット地製、プリーツポケット付きです。
製造国はパキスタンで、価格は42ドル50セントでした。
ボタンはブルーグレーのプラスティック製、前合わせ下部にはサイズ表示のローマ数字がプリントされています。
兵用のヘムトも、他のドイツ軍装備同様、バリエーションが多いですね。
基本はプルオーバー式のコットンシャツですが、バリエーションとしては、襟なしポケットなし、襟ありポケットなし、襟ありプリーツなしのポケット付き、襟ありプリーツありのポケット付きがあります。
生地には平織り、いわゆるニット地、ニット地の中でも鹿の子編みのバリエーションなどがあり、色は白、フィールドグレー、マウスグレーなど、さらにボタンも紙製ボタン、金属製ボタン、樹脂製ボタンなど様々です。
当時、官給のヘムトは、一兵士に付き2着が支給されていました。
自分もこれでヘムト2着持ちとなったので、うち1着は衣類バッグに常時入れておこうかなと思っています♪]]>
ドイツ軍装備
ハント
2013-09-14T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の訓練作業服とM42夏期野戦服。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e356260.html
HBT(ヘリンボーンツイル=杉綾織)コットン生地で作られた、いわゆる訓練作業服と夏期野戦服を紹介します。
どちらもサムズミリタリ屋さん製のレプリカで、実物生地の色合いとクタクタとした質感を大変よく再現していると思います。
これらのHBTコットンで作られた服は、当時のドイツ軍内ではドリリッヒアンツーク(杉綾織製の服)と呼ばれていました。
『グロースドイッチュラント師団写真史』では、戦前の生成り(きなり)の訓練作業服を
Ⅰ型、戦中の色がリードグリーンに変更された物をⅡ型、4つポケの野戦服型をⅢ型としています。
ただし、4つポケの夏期野戦服がリードグリーンの訓練作業服に完全に取って代わったと言う物ではないようです。
訓練作業服はウール野戦服同様、基本の支給品であったのに対し、夏期野戦服の支給は限定的であったと思われます。
また、物資が不足していた当時の状況から、兵士一人に支給されたのはどちらか一方と考えるのが自然でしょう。
ドリリッヒアンツークは、後方においては訓練着や営内の普段着として、前線においては作業着や一時的な着替え、夏用の野戦服として活用された物と思われます。
自分は軍装スキーツアーに行ったおりなどに、宿舎内で訓練作業服を着用したりして楽しんでいます。
いつか訓練作業服しばりの教練イベントなどが出来ると良いですね〜♪
HBT訓練作業服についての詳細は、STEINERさんのホームページ、エーデルマンさんの東部戦線的泥沼日記やサムズミリタリ屋さん発行の専門誌『カンプマガジン』5号(2007年刊)に素晴らしい記事がありますので、ご興味のある方はご参照ください。
HBT(ヘリンボーンツイル=杉綾織)コットン生地で作られた、いわゆる訓練作業服と夏期野戦服を紹介します。
どちらもサムズミリタリ屋さん製のレプリカで、実物生地の色合いとクタクタとした質感を大変よく再現していると思います。
これらのHBTコットンで作られた服は、当時のドイツ軍内ではドリリッヒアンツーク(杉綾織製の服)と呼ばれていました。
『グロースドイッチュラント師団写真史』では、戦前の生成り(きなり)の訓練作業服を
Ⅰ型、戦中の色がリードグリーンに変更された物をⅡ型、4つポケの野戦服型をⅢ型としています。
ただし、4つポケの夏期野戦服がリードグリーンの訓練作業服に完全に取って代わったと言う物ではないようです。
訓練作業服はウール野戦服同様、基本の支給品であったのに対し、夏期野戦服の支給は限定的であったと思われます。
また、物資が不足していた当時の状況から、兵士一人に支給されたのはどちらか一方と考えるのが自然でしょう。
ドリリッヒアンツークは、後方においては訓練着や営内の普段着として、前線においては作業着や一時的な着替え、夏用の野戦服として活用された物と思われます。
自分は軍装スキーツアーに行ったおりなどに、宿舎内で訓練作業服を着用したりして楽しんでいます。
いつか訓練作業服しばりの教練イベントなどが出来ると良いですね〜♪
HBT訓練作業服についての詳細は、STEINERさんのホームページ、エーデルマンさんの東部戦線的泥沼日記やサムズミリタリ屋さん発行の専門誌『カンプマガジン』5号(2007年刊)に素晴らしい記事がありますので、ご興味のある方はご参照ください。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2013-08-03T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の初心者向け装備<陸軍編>
https://feldersatz.militaryblog.jp/e358240.html
<武装SS編>に続き<陸軍編>をお送りします。
写真は2005年の御殿場において。右は盟友アルバートさんとの記念写真です。
帽子、野戦服、ベルトバックル以外は、武装SS擲弾兵と共通の装備です。
共通のの必須装備に付いては<武装SS編>をご参照ください。
■帽子はM34/M38舟型帽かM43規格帽のいずれか。陸軍の徽章を付ける。
■野戦服は、ゲームに比重を置くならば、いわゆるHBTコットンの野戦服(陸軍M42型もしくはM43型を推奨)をまず購入しても良いでしょう。
ただ、大戦イベントの多くが寒い季節に開催されるので、いずれウールの野戦服も必要となります。
ウール野戦服は、応用範囲の広いM40型〜M43型を推奨します。M41以降は、陸軍と親衛隊で前合わせのボタンの数が違うので注意が必要です。陸軍が6個で、親衛隊が5個です。
野戦服には歩兵科を意味する白のパイピングの入った肩章、各兵科共通の襟章、鷲型胸章を付けます。
■ベルトバックルは陸軍用の物を用意。
以上の最低限の装備に、各イベントのレギュレーションに従って、飯ごう、スコップ、ツェルトバーン、ガスマスクケース、銃剣を追加して行くようにしましょう。
今では、ガスマスク本体以外はすべてレプリカが出ているので、予算の問題を抜きにすれば装備を揃えるのは大変楽です。
さらにはコートやアノラック、セーター、トーク(頭巾)、グローブなどの防寒装備、テントを立てるためのペグやポール、軍用毛布などの野営装備も徐々に集めると良いかと思います。
被服装備の購入先は、中田商店さん、サムズミリタリ屋さん、MASHさん、エスアンドグラフさん、カンプバタリオンさん、PKミリタリアさんなどの国内専門ショップがまず挙げられます。
それに加えて、ビクトリーショーなどのイベント、オークションや海外ショップを利用すれば、大抵の物が入手可能です。
以上、初心者の方向けの装備紹介でした。
ご興味を持たれた方は、是非!挑戦してみてください。
そしていつか、フィールドでご一緒しましょう♪
<武装SS編>に続き<陸軍編>をお送りします。
写真は2005年の御殿場において。右は盟友アルバートさんとの記念写真です。
帽子、野戦服、ベルトバックル以外は、武装SS擲弾兵と共通の装備です。
共通のの必須装備に付いては<武装SS編>をご参照ください。
■帽子はM34/M38舟型帽かM43規格帽のいずれか。陸軍の徽章を付ける。
■野戦服は、ゲームに比重を置くならば、いわゆるHBTコットンの野戦服(陸軍M42型もしくはM43型を推奨)をまず購入しても良いでしょう。
ただ、大戦イベントの多くが寒い季節に開催されるので、いずれウールの野戦服も必要となります。
ウール野戦服は、応用範囲の広いM40型〜M43型を推奨します。M41以降は、陸軍と親衛隊で前合わせのボタンの数が違うので注意が必要です。陸軍が6個で、親衛隊が5個です。
野戦服には歩兵科を意味する白のパイピングの入った肩章、各兵科共通の襟章、鷲型胸章を付けます。
■ベルトバックルは陸軍用の物を用意。
以上の最低限の装備に、各イベントのレギュレーションに従って、飯ごう、スコップ、ツェルトバーン、ガスマスクケース、銃剣を追加して行くようにしましょう。
今では、ガスマスク本体以外はすべてレプリカが出ているので、予算の問題を抜きにすれば装備を揃えるのは大変楽です。
さらにはコートやアノラック、セーター、トーク(頭巾)、グローブなどの防寒装備、テントを立てるためのペグやポール、軍用毛布などの野営装備も徐々に集めると良いかと思います。
被服装備の購入先は、中田商店さん、サムズミリタリ屋さん、MASHさん、エスアンドグラフさん、カンプバタリオンさん、PKミリタリアさんなどの国内専門ショップがまず挙げられます。
それに加えて、ビクトリーショーなどのイベント、オークションや海外ショップを利用すれば、大抵の物が入手可能です。
以上、初心者の方向けの装備紹介でした。
ご興味を持たれた方は、是非!挑戦してみてください。
そしていつか、フィールドでご一緒しましょう♪]]>
ドイツ軍装備
ハント
2012-09-29T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の初心者向け装備<武装SS編>
https://feldersatz.militaryblog.jp/e358162.html
今回は、ヒストリカルゲームおよびリエナクトメント志向をお持ちのゲーマーや初心者の方に向けて、これだけは揃えておきたい、最低限の必須装備を紹介したいと思います。
まずは武装SS擲弾兵の場合をお送りします。
(写真はちょうど10年前、初めてドイツ軍軍装で、普通のサバイバルゲームに参加した時の物です。)
■階級の設定は二等兵で。経験上、二等兵はどこでも歓迎されます。
勲章類もなしを推奨します。要は「新兵」ですね。
■使用銃は小銃か突撃銃(短機関銃は下士官などの装備なので不可です)。専用のスリングを付ける事。
リエナクトメント志向であれば、小銃装備がベストです。リエナクトメントでは、エアガンとしての性能はあまり、もしくは全く必要ないので、カート式の物でもOKです。
突撃銃はゲーム用、小銃はリエナクトメント用としても良いでしょう。
■ヘルメットはM35〜M42型のレプリカ。塗装色が暗め、内装が皮革製、チンストラップの表が黒い物を選びましょう。
■帽子は、SSM40舟型帽かM43規格帽にSSの徽章を付ける。迷彩の帽子も良いですが、ドットパターンの物は、官給品でないようなので、避けましょう。
■野戦服は、写真のM44迷彩服がオススメです。ゲーム向きで設定さえ合えば大体のリエナクトメントでも使用OK。袖の鷲章以外、徽章類が要らないので、この点でも安上がりです。写真の通り、迷彩効果も非常に高いです。
ズボンにはズボン用のベルトかサスペンダーが必要です。ベルトはレプリカがあり、サスペンダーはチェコ軍の放出品がドイツ軍の物と全く同じなので、オススメです。
■その他の装備は、兵用ベルトとSS用のバックル、重装サスペンダー、銃にあった弾薬ポーチ、雑嚢、水筒です。レプリカ、もしくは代用品で全て揃います。
■ブーツは、東独のジャックブーツが最も安上がりだと思いますが、人によっては足が合わないようです。大きめのサイズを買って、靴下などで調整するのが良いようです。
自分の場合2センチほど大きなサイズで、普通のソックスと厚手の軍用ソックスの重ね履きで、ちょうどいい感じです。
<陸軍編に続きます>
今回は、ヒストリカルゲームおよびリエナクトメント志向をお持ちのゲーマーや初心者の方に向けて、これだけは揃えておきたい、最低限の必須装備を紹介したいと思います。
まずは武装SS擲弾兵の場合をお送りします。
(写真はちょうど10年前、初めてドイツ軍軍装で、普通のサバイバルゲームに参加した時の物です。)
■階級の設定は二等兵で。経験上、二等兵はどこでも歓迎されます。
勲章類もなしを推奨します。要は「新兵」ですね。
■使用銃は小銃か突撃銃(短機関銃は下士官などの装備なので不可です)。専用のスリングを付ける事。
リエナクトメント志向であれば、小銃装備がベストです。リエナクトメントでは、エアガンとしての性能はあまり、もしくは全く必要ないので、カート式の物でもOKです。
突撃銃はゲーム用、小銃はリエナクトメント用としても良いでしょう。
■ヘルメットはM35〜M42型のレプリカ。塗装色が暗め、内装が皮革製、チンストラップの表が黒い物を選びましょう。
■帽子は、SSM40舟型帽かM43規格帽にSSの徽章を付ける。迷彩の帽子も良いですが、ドットパターンの物は、官給品でないようなので、避けましょう。
■野戦服は、写真のM44迷彩服がオススメです。ゲーム向きで設定さえ合えば大体のリエナクトメントでも使用OK。袖の鷲章以外、徽章類が要らないので、この点でも安上がりです。写真の通り、迷彩効果も非常に高いです。
ズボンにはズボン用のベルトかサスペンダーが必要です。ベルトはレプリカがあり、サスペンダーはチェコ軍の放出品がドイツ軍の物と全く同じなので、オススメです。
■その他の装備は、兵用ベルトとSS用のバックル、重装サスペンダー、銃にあった弾薬ポーチ、雑嚢、水筒です。レプリカ、もしくは代用品で全て揃います。
■ブーツは、東独のジャックブーツが最も安上がりだと思いますが、人によっては足が合わないようです。大きめのサイズを買って、靴下などで調整するのが良いようです。
自分の場合2センチほど大きなサイズで、普通のソックスと厚手の軍用ソックスの重ね履きで、ちょうどいい感じです。
<陸軍編に続きます>]]>
ドイツ軍装備
ハント
2012-09-22T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍のガスマスク携行缶。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e356663.html
今回はWW2ドイツ軍のガスマスク携行缶/トラーゲブッシェを紹介します。
写真は、後期型のガスマスク携行缶、通称ロング缶の実物です。
右のダークグリーン単色の物はサムズミリタリ屋さんで購入しました。
塗装は当時のもののようです。
ストラップは戦後の物、ストラップ保護用の革タブはレプリカです。
左の3色迷彩の物はオークションにて入手しました。
断言は出来ませんが、迷彩塗装は当時施されたもののようです。
<写真左より>別角度から。蓋開閉用ストラップにも迷彩塗装が乗っています。
<2枚目>蓋内側にはオリジナルの塗装が奇麗に残っています。
若干色が違って、単色の方が緑色が強く、迷彩色の方は彩度が低いです。ロット差なのか、そもそも色が違うのか、興味深い所です。
迷彩の蓋内側には「△kgb 44」、単色には「△rlt 45」のメーカーコードと製造年が刻印されています。
<3枚目>底にはどちらも「D」のモールド。
<4枚目>迷彩の方に白いエナメル塗料で記入された「SS-379」の文字。
時代は感じますが、正直真贋はわかりません。SSの部隊がわざわざ「SS」と書くかな〜?とは思いますが(笑)。
迷彩の方に付いていたストラップには「brd 43」のスタンプが押されています。このストラップは購入時、おそらく当時の持ち主であったろうドイツ兵の方の凄まじい体臭が付いていました。たまらず洗ってしまったので粗方消えましたが、コレクターの方たちからすると「臭いもコレクションのうちだ」と怒られてしまうかも知れません(汗)。
ガスマスク携行缶は、以前は市場に戦中戦後の実物しかなく、入手には若干の困難を伴いましたが、数年前よりロング缶の安価なレプリカが出回るようになって、簡単に入手出来るようになりました。
ヘルメットやジャックブーツと並んでドイツ兵の特徴的な装備なので、ドイツ軍リエナクター志望の方々には是非揃えて頂きたいですね。
今回はWW2ドイツ軍のガスマスク携行缶/トラーゲブッシェを紹介します。
写真は、後期型のガスマスク携行缶、通称ロング缶の実物です。
右のダークグリーン単色の物はサムズミリタリ屋さんで購入しました。
塗装は当時のもののようです。
ストラップは戦後の物、ストラップ保護用の革タブはレプリカです。
左の3色迷彩の物はオークションにて入手しました。
断言は出来ませんが、迷彩塗装は当時施されたもののようです。
<写真左より>別角度から。蓋開閉用ストラップにも迷彩塗装が乗っています。
<2枚目>蓋内側にはオリジナルの塗装が奇麗に残っています。
若干色が違って、単色の方が緑色が強く、迷彩色の方は彩度が低いです。ロット差なのか、そもそも色が違うのか、興味深い所です。
迷彩の蓋内側には「△kgb 44」、単色には「△rlt 45」のメーカーコードと製造年が刻印されています。
<3枚目>底にはどちらも「D」のモールド。
<4枚目>迷彩の方に白いエナメル塗料で記入された「SS-379」の文字。
時代は感じますが、正直真贋はわかりません。SSの部隊がわざわざ「SS」と書くかな〜?とは思いますが(笑)。
迷彩の方に付いていたストラップには「brd 43」のスタンプが押されています。このストラップは購入時、おそらく当時の持ち主であったろうドイツ兵の方の凄まじい体臭が付いていました。たまらず洗ってしまったので粗方消えましたが、コレクターの方たちからすると「臭いもコレクションのうちだ」と怒られてしまうかも知れません(汗)。
ガスマスク携行缶は、以前は市場に戦中戦後の実物しかなく、入手には若干の困難を伴いましたが、数年前よりロング缶の安価なレプリカが出回るようになって、簡単に入手出来るようになりました。
ヘルメットやジャックブーツと並んでドイツ兵の特徴的な装備なので、ドイツ軍リエナクター志望の方々には是非揃えて頂きたいですね。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2012-09-08T00:05:00+09:00
-
WW2ドイツ軍の馬革背嚢。
https://feldersatz.militaryblog.jp/e349290.html
ドイツ軍の39年型背嚢/トールニスター39の実物です。
ほぼデッドストック状態の物をオークションで購入しました。
かなりまとまった数が残っているようで、今でも市場に比較的安価で出回っています。
日本で1万円前後、アメリカで100ドル前後と言ったところでしょうか。
日本では「馬革背嚢」と呼ばれていますが、フタ部分の毛皮はポニーの物らしいです。
いかにもポニーらしい白と茶のまだら模様の物をドイツ軍仲間のお一人がお持ちでした。
自分の物もよく見ると、茶色の濃淡のまだら模様が入っています。
左および中央の写真は展開した状態。
右の写真は背面上部の刻印。1941年製です。
この背嚢には初期のドイツ軍のイメージがありますが、1944年製の刻印のある物があるそうです。
ただし用途は、地雷探知機本体を収納するなど、限定されていたのかも知れませんね。
ちょっと面白いのは、幽閉されたムッソリーニをグラン・サッソから救出した、空軍降下猟兵を主体とするコマンド部隊の一員が、この背嚢を使用していた事ですね。
中身はおそらく個人の装備でなく、弾薬や何かの機材だと思いますが。
背嚢の詳細や収納方法については東部戦線的泥沼日記さんが素晴らしい記事をアップされているので、是非そちらもご覧ください。
ドイツ軍の39年型背嚢/トールニスター39の実物です。
ほぼデッドストック状態の物をオークションで購入しました。
かなりまとまった数が残っているようで、今でも市場に比較的安価で出回っています。
日本で1万円前後、アメリカで100ドル前後と言ったところでしょうか。
日本では「馬革背嚢」と呼ばれていますが、フタ部分の毛皮はポニーの物らしいです。
いかにもポニーらしい白と茶のまだら模様の物をドイツ軍仲間のお一人がお持ちでした。
自分の物もよく見ると、茶色の濃淡のまだら模様が入っています。
左および中央の写真は展開した状態。
右の写真は背面上部の刻印。1941年製です。
この背嚢には初期のドイツ軍のイメージがありますが、1944年製の刻印のある物があるそうです。
ただし用途は、地雷探知機本体を収納するなど、限定されていたのかも知れませんね。
ちょっと面白いのは、幽閉されたムッソリーニをグラン・サッソから救出した、空軍降下猟兵を主体とするコマンド部隊の一員が、この背嚢を使用していた事ですね。
中身はおそらく個人の装備でなく、弾薬や何かの機材だと思いますが。
背嚢の詳細や収納方法については東部戦線的泥沼日記さんが素晴らしい記事をアップされているので、是非そちらもご覧ください。]]>
ドイツ軍装備
ハント
2012-08-11T00:05:00+09:00