2013年10月10日

クバンその1『中隊本部』

先日開催されたUSARさん主催の東部戦線リエナクトメント『クバン橋頭堡』の模様を、何回かに分けて写真とキャプションでリポートします。

クバンその1『中隊本部』
リエナクトメントの設定は、1943年9月ロシア南部クバン橋頭堡。
我々ドイツ軍リエナクターは、陸軍第73歩兵師団麾下(きか)第213擲弾兵連隊第2大隊第5中隊を演じました。

写真は自分が勤務した第5中隊本部です。
本部要員の構成は将校×2、下士官×1、兵×2でした。
自分の階級はオーバーゲフライターで、中隊本部の警備、伝令、前線への糧食の運搬などを担当しました。

クバンその1『中隊本部』
中隊本部には無線機および野戦電話が備わっており、無線で大隊本部との連絡、野戦電話で各小隊への連絡を行ないました。
実際は大隊本部は存在せず、小隊も第1小隊のみなのですが、あると言う体(てい)で演じています。

クバンその1『中隊本部』
小隊指揮官に向け、地図を使って状況説明および命令下達を行なう中隊本部。
写真の右に立つのは中隊長、ツァイル大尉。
地図を指差すのは、その副官ワイデンバーム中尉。

左手前の人物はピルツ准尉。
袖の2本線は中隊先任下士官”デァ・シュピース”の証しです。
准尉は、休暇申請や物資の請求など、数多くの事務仕事を中隊本部でこなされていました。

クバンその1『中隊本部』
中隊本部には、比較的豊富に物資があり、兵である私と同僚イッヒミュラーも「役得」にあずかる事が度々ありました。
明るいうちからワインを飲む事すらありました。
2日間と短い時間でしたが、とても居心地の良い「我が家」でした。

*文中敬称を略させて頂きました。
*このホビーと政治思想は全く関係ありませんので、念のため。

<この項続きます>





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