2017年04月28日

『ドイツ軍行軍・野営会』レポートその4。


続きです。

背嚢及びリュックサックの梱包が終わって、お互い助け合ってそれらを背負う分隊員たち。


行軍準備が完了して、後ろ姿を記念撮影。
当イベントの主要な目標が「歩兵が行軍時に携行できる装備だけで野営する」事なので、この装備のみを持ってフィールド奥の野営予定地まで前進し、一晩宿営します。


「グルッペ、マルシュ!(分隊、前進!)」
一列縦隊で野営予定地まで前進。

トールニスター(馬革背嚢)の蓋に、畳んだツェルトバーンと毛布が挟み込んであります。
当時のドイツ軍の歩兵行軍は、中隊段列(輸送部隊)の様々な支援を受けて行われるのが普通で、ここまで重装備というのは稀なケースかも知れません。


先頭を行く自分です。
ウール服は暑いわ、重装サスペンダーが肩に食い込んで痛いわで、早くもグロッキーな表情ですね(笑)。

*この項はKöpkeさんに撮って頂いた写真で構成しました。
Köpkeさんありがとうございます。

<この項続きます>  


2017年04月22日

今後のイベントスケジュール2017年度改訂版。


個人的に情報収集した、WW2ドイツ軍関係プラスアルファの、今後のイベントスケジュール・改訂版です。
*写真は御殿場『COMBAT!10』より。
公式カメラマンさんに撮って頂きました。ありがとうございます。

face014月30日(日)/都立産業貿易会館台東館/『第82回・ビクトリーショー』/サムズミリタリ屋

face015月6・7日(金土)/デザートストーム川越
/WW2ヒストリカルゲームイベント『PHS-10』/project PHS
*大人気のイベントの第10回です。
残念ながら、繁忙期のため参加できません。

face015月27・28日(土日)/大阪市心斎橋アメリカ村サンポウルB1
/『ショットショージャパン2017春』/DSI CLUB

face016月16・17・18日(金土日)/群馬県旧浅間サーキット/『MVG2017』
サムズミリタリ屋
*昨年に続きミリタリ屋さんのWW2イベントです。今度は2泊3日との事です。
ノルマンディー戦と日程が接近しすぎてしまったので、残念ながら不参加です。

face016月24・25日(土日)/山梨県北杜市Steel Forest
/WW2ヒストリカル・ゲーム入門編『1944ノルマンディー』/SteelForest
*前回のバルジの戦いに次いで、SteelForestさん2回目のWW2イベントです。
今回は企画とゲーム運営で協力させて頂いており、当日はドイツ陸軍歩兵科で参加の予定です。
初日にはイベント内イベントとして、自分主催でドイツ軍教練会を行う予定です。

face017月2日(日)/愛知県 CRA old camp
/『☆二次さば!!番外編☆ 〜軍装キャンプ(労働有り) & WW2定例集会〜』/ゆかりんさん
*軍装キャンプとWW2定例集会との事です。
*追記しました。

face017月9日(日)/千葉県CAMP DEVGRU/『MAFさば WWⅡ貸切』/MAFさん
*MAFさん主催のWW2サバゲイベントです。
CAMP DEVGRUさんはWW2向きのフィールドのようですね。

face017月15・16日(土日)/御殿場市内/WW2日米戦イベント『この戦場は南方』
日米戦実行委員
*この世界では顔役であるミスターX氏主催の太平洋戦イベント第2回目です。
アメリカ海兵隊で参加の予定です。
*追記しました。

face017月22・23日(土日)/新潟県長尾市栃尾/『第五回新潟ヒストリカル』
ヒストリカルな日々
*新潟で精力的に開催されているWW2イベントです。お近くの方は是非!
*追記しました。

face017月23日(日)/都立産業貿易会館台東館/『第83回・ビクトリーショー』/サムズミリタリ屋
*追記しました。

face019月23・24日(土日)/山梨県北杜市Steel Forest
/WW2ヒストリカル・ゲーム『マーケット・ガーデン作戦』/SteelForest
*バルジ、ノルマンディーに続いて、SteelForestさん3回目のWW2イベントです。
今回は企画とゲーム運営を米軍のsilverさんご協力で開催されます。
リヒター戦闘団(10SSフルンツベルクの先遣隊)で部隊を組んで参加の予定です。
*追記しました。

*イベントの詳細については公式ホームページなどでご確認ください。
各イベントでご一緒した折りは、よろしくお願い致します。  


Posted by ハント at 21:05Comments(2) イベント情報その他

2017年04月21日

『ドイツ軍行軍・野営会』レポートその3。


続きです。

今回は、参加者の皆さんが用意した、糧食や小物などを紹介します。
1枚目は、アイヒャーたちがご用意された、3人分のの糧食。

上段は行軍時に支給される行軍食を再現した物。
四角い缶詰の上にはタバコがのっています。

下段は、背嚢に常に入れておく携行食。
一種の非常食でしょうね。
肉の缶詰と乾パン袋に入れられた乾パンです。


乾パンの支給。
乾パンは、日本で広く流通しているものがドイツ軍型なので、そのまま代用品として使えます。


自分が用意した乾パン(左)とチョコレート。
ネット上で見つけたラベルを使用してデッチ上げた物なので、リアルではありませんが、雰囲気はあるということで。

乾パンは、一般的な物より大きい、トランプの手札サイズのもので、フランス軍型らしいです。
このタイプも、ドイツ軍が対フランス戦時に大量に接収したそうで、ドイツ軍として使ってもそれほど不自然ではないとか。
「ネービー乾パン」という商品名で、ネットショッピングで購入しました。

今回の野営で、都合2食分の主食を乾パンでまかないましたが、元々乾パンが好きなのもあって、苦ではなかったですね。


こちらはタッシェンランペ(懐中電灯)に使用できる4.5Vのバッテリー。
ミッツさんがヨーロッパ旅行で本体を調達、ラベルをアイヒャーさんが作成されたとかで、細部までとてもよく出来ています。
自分も一つ譲っていただきました。

<この項続きます>  


2017年04月14日

『ドイツ軍行軍・野営会』レポートその2。


続きです。

トールニスター(いわゆる馬革背嚢)の梱包はドイツ軍仲間のアイヒャーさん指導のもと行われました。
一次資料をご自分で一から読み解かれたそうで、その探究心には本当に頭が下がります。
おかげさまで、このイベントが大変アカデミックになりました。


指導を受けた後に早速自分の背嚢でもやってみます。
背嚢の蓋には、シャツとタオル。
本体には靴下、くるぶし部分を潰したアンクルブーツ、飯盒、クリーニングキット、缶詰、カンパン袋。
靴の中や隙間に靴磨き用品や身だしなみ用品を詰め込みます。


さらにアイヒャーさんの指導のもと、マンテル(コート)を背嚢に縛着するため、巻くように折り畳む方法、マンテルロールを実践しました。
画像のように3人掛かりで行います。

*マンテルロールの詳細については『アームズマガジン』2017年1月号『リエナクトメントのススメ』をご覧ください。
著者のSTEINERさんは、マンテルロールの方法が記載されている一次資料のご提供もしてくださったそうです。


マンテルロールを自分の兵用リュックサック(レプリカ)に縛着したところ。
リュックサックの梱包については、背嚢のような規定はないらしいので、好き勝手に詰めてあります。
リュックの中にはツェルトバーン1枚、毛布1枚も収納してあります。

*<追記>リュックサックの梱包にも規定(?)があることが判明しました。
実物コレクター・エーデルマンさんのサイト『東部戦線的泥沼日記』で図解入りで紹介されています。
リュックサックの梱包もいずれキチンとやらねばと思います。


*この項はKöpkeさんに撮って頂いた写真で構成しました。
Köpkeさんありがとうございます。

<この項続きます>  


2017年04月10日

『1944ノルマンディー』詳細が出ました!


先に「イベントスケジュール」でお知らせしていた、WW2ヒストリカル・ゲーム入門編『1944ノルマンディー』の詳細が発表されました。

6月24・25日(土日)、主催は山梨県北杜市のサバイバルゲームフィールドSteelForestさん、自分は企画・ゲーム運営・告知を協力させて頂いています。
また御殿場SVGNETさんのご協力も頂いております。

詳細は公式サイトホームページ上部「開催イベント詳細」でご確認ください。

ご都合が合いましたら、是非お誘い合わせの上、お好きな「ノルマンディー・スタイル」で奮ってご参加ください。

自分はドイツ陸軍第352歩兵師団第916擲弾兵連隊のウンターオフィツィーァ、もしくはゲフライターで参加の予定です。
初日にはイベント内イベントとして、不肖私主催で「ドイツ軍教練会」も開催の予定です(追って詳細を発表いたします)。  


Posted by ハント at 21:05Comments(0) イベント情報その他

2017年04月07日

『ドイツ軍行軍・野営会』レポートその1。


今回は、2016年9月17・18日に静岡県御殿場市で開催された、不肖私主催のWW2イベント『ドイツ軍行軍・野営会』を、画像とキャプションでレポートします。

画像は行軍装備を整えた参加者の皆さん。
左奥が自分です。
進行役ということで、ウンターオフィツィーァの分隊長を務めさせて頂きました。


野営地までの行軍を前に、フィールドの駐車場付近で装備のチェックと梱包を行いました。
参加者がそれぞれ時間と手間をかけて集めた、装備や生活用品などの展示の場ともなり、なかなか壮観でした。


自分の野戦服とポケットの中身。
このイベントでは、オーパーツ(時代設定に合わないもの、当時の兵士としてふさわしくないものをこう呼んでいます)を極力排することを目標としました。
コンパス、ホイッスル、缶切り、スプーン&フォーク、ポケットナイフ、ハンカチ、ちり紙、マッチ、包帯、ゾルトブーフ、財布、くし、手袋をそれらしくポケットに収納。


野戦装備も並べて1枚。
飯盒は実物ですが、塗装がほとんど落ちてしまって、アルミの地肌が完全に出ています。

*この項はKöpkeさんに撮って頂いた写真で構成しました。
Köpkeさんありがとうございます。

<この項続きます>  


2017年04月03日

『ベラルーシパルチザン戦』終了!


ベラルーシパルチザン戦より無事帰還いたしました。
死ぬほど面白いイベントでした。
また次回がありましたら死んでも参加したいです(笑)。
皆様ありがとうございました!

ご興味のある方は是非!次回のご参加を!  


Posted by ハント at 10:05Comments(2) イベント情報その他